紫の花束

フルートとピアノをやっています。

🎼フルート【音大進学の為にやった事②楽器とレッスン】

 

なんとか両親から音大進学の許しを得られましたが、それはまだ音大を目指す為の門の前に立てたに過ぎません|ω・)و゙ コンコン

 

次の課題は、手元にないフルートをどうやって手に入れのるかと、レッスンをして下さる先生を探す事でした。

 

また、両親からどんなに頑張っても毎月5000円しか費用を捻出する事が出来ないと言われてしまいます。

 

音大受験に必要なレッスン費用は最低でも5万円です。

 

でも、その十分の一の費用で、レッスン先を探さなければならなくなりました💦

 

しかも、その費用も他の兄弟の扶育手当から捻出しているので、後々返さなくてはなりません😓💦

 

今回はどうやって楽器を確保したのか、そして、少ない費用でレッスンをどうしたのかについてお話ししていきます。

 

 

 

 

💜フルートの先生と楽器

 

夏休みに入ってすぐに、私が通っていた学校の近くに住んでいる叔父の家へ遊びに行きました。

 

叔父は母の従弟にあたり、母と幼い頃から仲が良いこともあって、娘である私をとても可愛がってくれました。

 

そして、音大進学をする為に、指導して下さる先生を探していることを話しました。

 

すると、叔父の同級生にフルート専攻で音大卒の方がいて、その人に相談してみたらと、紹介してくれる事になったのです🎶

 

(常々思うのですが、ツテも何もない状態で何かをやる事は無意味なようで、実際に行動をすると思いもしないところから、自ずと縁が結ばれることがよくあります。)

 

叔父の同級生のA子さんは、当時、中学の吹奏楽で顧問をしている方でした。

 

その後すぐに対面を快く応じて下さったA子さんとお会いし、色々相談をします。

 

フルートを所有していない事、師事する先生を探している事、あまりお金が出せない事を相談しました。

 

そして、近くにA子さんのお師匠さんが住んでいて、その方を紹介して頂ける事、楽器はA子さんが指導している学校にもう使っていないフルートがあり、処分しようか迷っていたから、それを譲渡してくださる事になりました。

 

(今だから思うんですが、一応、学校の備品……🤭🤫😬💦💦)

 

 

そして後日、A子さんと一緒に先生のご自宅に伺う事になります。

 

初対面当日、A子さんに楽器を戴き、一緒に先生のご支度に向かいました。

 

とあるマンションの一室が先生のご自宅でした。

 

インターフォンを押すと、出てきたのは白髪頭の50代半ばの男性でした。

 

M先生です。

 

A子さんから事前にお話を聞いていたのか、レッスン代も要らない から、教え下さるとのことでした。

 

でも、流石にタダで教えていただくのは申し訳なく、雀の涙程度ですが、1レッスン2000円を毎回お支払いすることにしました。

 

因みに楽器ですが、その後最初のレッスンの時にあまりにも古すぎて使えない事が分かり、先生の所有しているフルートをお借りすることになります。

 

こうして無事に師事する先生も決まり、フルートが手元に来たことで、練習も出来るようになりました✨

 

(そもそも、フルートないとか…終わってます💦)

 

💜専攻実技以外の音楽科目

 

音大受験に必要なのは、専攻実技(私はフルート)だけではありません。

 

それ以外に音楽科目として、副科ピアノ、ソルフェージュ(楽典、新曲視唱、聴音)があります。

 

これらがどういうものか説明します💡

 

①副科ピアノ

ピアノは楽器単体で旋律、リズム、ハーモニーを表現できる楽器であり、 音楽の基本的な技術と知識の習得において欠かせないものです。

 

ピアノを学習することで、個々の読譜力(ソルフェージュ)・基礎技術・表現力を高め、音楽をより深く理解できるようになります。

 

音大にもよりますが、大体ソナチネ〜ソナタ辺りの演奏能力が求められます。

 

②ソルフェージュ

クラシック音楽の学習において、楽譜を読むことを中心とした基礎知識と基礎訓練の事です。

 

・楽典

→楽譜を読み解くために必要な知識。座学。

 

・新曲視唱

→曲をその場で譜読みし正しい音程、リズム、拍子感で歌う能力。

 

・聴音

→いわゆる耳コピです。ピアノなどで演奏されたメロディーや和音を聴き取り、楽譜にに書きおこしていく能力。

 

これらの他に、西洋音楽史や音楽通論などが試験に課される音大もあります。

 

 

以上が、専攻実技以外に習得すべき音楽科目です。

 

音大の中には、試験が専攻実技だけの大学もありますが、音大の講義やレッスンについて行くには必要な音楽科目です。

 

 

 

💜副科ピアノとソルフェージュを習う

 

私が通う学校には、2年次から生徒それぞれの進路に合わせたコース、授業を選択できました。

 

そして、学校には保育士を目指し、専門学校に進学するする生徒も多かったので、選択授業のなかに保育がありました。

 

保育の従業では、ピアノや工作などを学ぶのですが、私は当時の担任に相談し、1人音楽室にある別室でピアノとソルフェージュを教えていただくことになったのです。

 

音楽室には、アップライトピアノが置かれた防音室が4つ程ありました。

 

卒業した先輩が置いていったバイエル教本を頂き、授業の間、ひたすらピアノに向かうことになります。

 

ソルフェーズなどの指導は2年次からで、1年次は放課後に防音室を借り、ピアノとフルートの練習を開始しします。

 

そして、授業の合間や放課後などを使って、先生が聴音などのソルフェージュを指導してくださいました。

 

因みに楽典は独学でもいけるということで、一般科目と一緒に家で勉強しました。

 

ただ何故か新曲視唱だけやってないんですよね…

 

 

💜人と環境に恵まれる

 

こうして受験をするために必要なレッスンの学習環境は整いました。

 

これは本当に周囲の人達と環境に恵まれたというしかありません。

 

人との繋がり、破格の料金でレッスンを引き受けてくれたフルートの先生、担任の先生の親身なサポート、特別にピアノとソルフェージュを学ばせてくれる環境を与えてくださった学校、授業の合間や放課後に時間を作って、ピアノとソルフェージュを指導してくださった音楽の先生。

 

そして、苦しい家計の中、他の兄弟の養育手当を貸してくれた両親。

 

高校生の頃の私は、これらの事がどれだけ有難い事なのかを理解していませんでした。

 

大人になって、社会に出て、沢山の事を経験していく中で、受験期にお世話になった人達が、私のために途方もない配慮をしてくださっていた事を理解したのです。

 

この頃、思う通りに行かなくて、周りに当たってしまうこともありました。

 

自分なりに色々調べて、知ったつもりでいました。

 

現実の厳しさに頭を抱え、心が折れそうになった事も沢山ありました。

 

それでも見捨てず、未熟な私を支え、応援してくださた、家族や叔父、フルートの先生、学校の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

💜音大受験に向けてのスタート

 

環境も整い、音大受験に向けてのスタートを切った私ですが、受験までの2年間で沢山の壁にぶつかることになります。

 

そして、私自身の考えの甘さと、元々の性格が更なる障害になってしまいます。

 

今考えると、もっとこうしておけば良かった、ああしておけば良かったと思うことばかりです💦

 

私自身の一番の失敗は、「切るべきものを切れなかった」ところにあります。

 

音大進学の為に沢山行動して、必要な関係を築き、繋いでいった私ですが、進学するために切らなければならなかったものがありました。

 

ですが、当時の私にとって、それを捨てることはできませんでした。

 

それが後々の受験、さらには進学に影響を及ぼしていきます。  

 

🎼フルート【音大進学の為にやった事】、最後の記事はその受験までの私の失敗談です。

 

私は何を失敗したのか、失敗したのに、なぜ音短大に進学しできたのかについて、記事にしたいと思います。