紫の花束

フルートとピアノをやっています。

🎼フルート【演奏とホールの音響】

大受験に向けて、定期的にフルートのレッスンを志望校の教授から受けることになり、音大のオープンキャンパスの時にレッスンをしてくださることになりました。

 

私が音短大時代から師事している、フルートの先生のお師匠さんでもある某教授は、フランス留学の経験もある方。

 

今回の個人レッスンが初めてではなく、高校時代、音短大のオープンキャンパスに行った際に、ケーラー1巻No.3のレッスンして頂いた思い出があります。

 

学生時代はフルートオーケストラの講義でも指導していただきました。

 

教授から語られる経験や、音楽の考え方はとても興味深いものばかり。

 

先日のレッスンでも、フランス留学や演奏に関して、日ごろから疑問に思っている事などを質問しようと、わくわくしていました。

 

その中でも特に気になっていた疑問を教授にぶつけたところ、非常に興味深いことを教えて下さいました。

 

とても感銘を受けたので、感動冷めやらぬうちに記録として記事にしました。

 

💜有名人の娘

 

昨年、某有名芸能人夫妻の娘さんと東京フィルとの演奏を聴きに行きました。

 

ネット上では、親の七光だとか、その演奏の実力に対する批判的な意見もありましたが、実力だけでなく、さまざまな経験を積むチャンスをしっかり掴むというのもとても重要です。

 

知名度があったからこその共演かもしれませんが、人前で演奏仕切るだけの実力がなければ、ソリストとして呼んではもらえません。

 

楽器をやっている人なら、本番でつっかえる事なく、曲を演奏しきる事の難しさは痛感する所‥…

 

更に人に聴かせられる演奏のというのは、本当に難しいものです。

 

ただ間違えずに吹けばいいというもではなく、ダイナミクスやニュアンスなどの表現の研究というのは尽きることはないでしょう。

 

特に彼女が通っている私立音大は、芸大と並ぶほどの実力者の集まりです。

 

学内での熾烈な競争は、外部の人間が聞いても、震え上がります。

 

その競争に精神的にやられてしまう人が絶えないそうです。

 

彼女以上の実力者は他にもいるかもしれませんが、その音大で高度な学びと競走についていけるだけの実力の持ち主です。

 

更に、アーティストというのは実力だけでなく、自身のプレゼンも重要になってきます。

 

どれだけ実力があっても、自分の存在を主張することが出来なければ、アーティストとして生きていくことは厳しいのです。

 

彼女はプロのフルート奏者になるという目標があります。

 

その為に自分が持てるもので勝負して何がいけないのでしょうか?

 

運も実力のうちです。

 

プロオケと共演する経験ができるのならば、そのチャンスを掴まない手はありません。

 

その経験が彼女の大きな糧になることはいうまでもありません。

 

更には、普段はクラシック音楽に興味のない人がクラシック音楽の素晴らしさを知るきっかけにもなります。

 

私自身、有名人の娘という肩書きに興味がそそられた部分は勿論あります。

 

しかし、実力者の集まりである某音大の学生さんの実力を知ることで、自分の立ち位置や、本来音大生として必要な実力を知りたい思いもあって、コンサートに足を運びました。

 

💜3階席での鑑賞と後悔

 

当日、演奏が行われる初台のオペラシティへと赴きました。

 

私が鑑賞した席は3階の中央席でした。

 

子どもの頃に最上階席で、コンサートを聴くことに憧れを抱いていた事もあり、その席を選びました。

 

一応、A席だったように思います。

 

個人的にコンサートでは少しでも良い席で聴きたいという思いがあります。

 

それに頻繁に足を運べない分、少しでも高い席のチケットを買う事で、オケの収入に貢献したいのです。

 

流石、話題性もあってか、お客さんも沢山いました。

 

クラシック音楽の中でも、マイナーなフルートのオリジナル曲を聴いてくれる人が、沢山いる事に胸が踊る気分でした。

 

このコンサートで、フルート作品にも興味を持ってくれる人が増えるといいなと思いながら、演奏の開幕を待ちます。

 

オケ団員が入場し、観客席から拍手が送られます。

 

その拍手は、もうすぐ登場するソリストに対する期待が込められているようでもありました。

 

そして、ソリストである若きフルーティストが入場すると、割れんばかりの拍手が沸き起こりました。

 

私も、待ってました!と言わんばかりに、手が痛くなるくらいに拍手を打ちます。

 

演奏される曲は、音大受験やコンクールでもよく課題として取り上げられる、セシル・シャミナード作曲の「(フルートと管弦楽の)コンツェルティーノ」です。

 

この曲は、フランスのパリ音楽院での試験局として、シャミナードに委託された曲でした。

 

とても華やかで、フルートの良さを味わえる小品です。

 

しかし、美しい旋律とは裏腹に低音から高音にかけての細かい動きが頻出し、基礎が出来ていれば良いとはいえ、曲の繊細な美しさを壊さないように演奏するのがとても難しい曲です。

 

フランス特有の繊細さと色彩感溢れる曲と言えます。

 

そして、演奏が始まりました。

 

オケが童謡の「ぞうさん」に似ていると言われいる、冒頭部分を奏でてすぐにフルートの美しい旋律が始まります。

 

ここで私は一気に興奮が冷めてしまいます。

 

演奏が拙いとか、そういうわけではなく「聴こえない」のです。

 

オケの音量に比べて、フルートの音が負けてしまっている印象でした。

 

オケもプロ集団であり、著名なソリストたちと共演してきているので、そこら辺の兼ね合いは熟知しているはずです。

 

実際、ソリストへの細やかな配慮を見て取れましたが、それでも音量バランスが取れていないように感じました。

 

では、ソリストの実力のせいかとなります。

 

耳を澄ませて聴いていましたが、音量以外で特に不満を覚えるようなことはなかったです。

 

ただでさえ有名人の娘で親の七光りとアンチされる中、大勢の観客の前で、しかも日本有数のプロオケと共演しても、乱れる事なく演奏する度胸に、心底感嘆しました。

 

相当なプレッシャーの中、ただの学生ができる事ではありません。

 

それもまだ10代の女の子がです。

 

どれだけ練習しても本番となると、その人前での演奏経験がものをいいます。

 

それまでのコンクールやコンサートなどで演奏してきた経験の場数を感じさせる演奏でした。

 

更に後日、テレビでコンサートの一場面が報道されましたが、3階席では聴きづらかった部分もマイクを通した音源では、オケとのバランスも良く、しっかりとフルートの音が拾われていました。

 

きっと、舞台から遠く離れた3階席を選んだ自分が悪いのだろうと、深く後悔しました。

 

もっと近くで聴けば、演奏を堪能できたのに…

 

💜2度目のしくじりからの疑問

 

今年の2月23日(水)の祝日に、都響による、団のフルート首席奏者である柳原佑介さんをソリストに、カール・ニールセンのフルート協奏曲が演奏されました。

 

ニールセンのフルート協奏曲は、数年前に洗足学園の学生によるフルートとオケの演奏を、YouTubeで鑑賞して以来、虜になった曲でした。

 

フランス系の繊細で、色彩豊かな曲が好まれる傾向にあるフルートですが、あの衝撃的な冒頭と普段のイメージとは、想像できないフルートの迫力のある演奏が印象に残っています。

 

初めてこの曲を聴いた時、迫力ある演奏に度肝を抜かれてすぐに、軽快な旋律を奏でたり、不安感を煽るような怪しさや、温もりのある優しい旋律に夢中になって、寝る前に聴いていました。

 

オケや木管楽器トロンボーンティンパニといった多様な楽器との掛け合いなど、本当に聴き応えのある曲です。

 

いつか生で聴いてみたいと思っていたので、都響が演奏すると知って、金欠の中、チケットを入手しました。

 

本当はS席で聴きたかったのですが、お財布の中身を見て、泣く泣くB席に‥…

 

長年、恋焦がれた演目に、演奏会前日の夜は気分が高まってなかなか眠れませんでした。

 

軽い寝不足の中、池袋に向かう電車内でうとうとして、うっかり寝過ごしてしまいそうになりました笑

 

演奏会場である東京芸術劇場のアーティスティックな外装と内装に感動し、目が覚め、エントランスに入ってすぐのエスカレーターで5階の大ホールへと上がります。

 

意気揚々と大ホールの階のロビーに入り、スタッフさんからプログラムをもらいます。

 

スタッフさんの誘導の下、プログラムの冊子をちらちらと見ながら歩き、ニヤニヤして、自分の席に向かうためのエレベーターに乗った瞬間、私の高まったテンションは一気に急降下していきました。

 

「あ、今回も3階席を取ったんだった‥…」

 

自分の学習能力のなさに落胆しました。

 

昨年の失敗をすっかり失念していたのです。

 

「3階席じゃ、またフルートの音が届かないじゃん」

 

席に着き、舞台との距離を見て、更に落ち込みます。

 

曲目の1番最初のラヴェルを聴いて、自分の気持ちを立て直し、それに続くニールセンに一音も聴き逃すまいと身を乗り出しました。

 

シャミナードの時と同様に、ソリストが入ってきた瞬間に大きく拍手をしました。

 

そして、オケの迫力のある冒頭に続くフルートに全集中で耳を澄まして、フルートの第一音に驚きました。

 

冒頭と打って変わって、オーケストラが鳴りを顰めたとは言え、フルートの音がしっかりと3階席まで響いてきました。

 

フルートも大きめの入りではありましたが、それ以降のppすら、一音も漏れず、オケに負ける事なく、遠く離れた3階席まで届くのです。

 

これが舞台慣れし、経験を積んだプロと学生の演奏の違いかと思うと同時に疑問も出てきました。

 

この音量の出し方、音の響き方の違いというのはなんなのだろうか?

 

男性、女性の身体の作りが影響しているのだろうか?

 

実際、女性フルート奏者とオケが共演した生の演奏を聴いたのは、彼女が演奏したシャミナードの曲だけです。

 

それ以外は全て男性ですし、殆どの演奏を1階席で聴いていました。

 

プロの女性奏者とオケとの演奏を聴いたことがないので比較ができません。

 

YouTubeで聴いたところで、舞台のマイクを通していて、3階席のような遠い場所から聴いたときにちゃんと音が届くのだろうか?

 

こんな風にプロ奏者と学生のホールでの音の響き具合の違いを考えている内に、更なる疑問が出てきます。

 

私が通うフルート教室の発表会はホールで行われます。

 

オペラシティや東京芸術劇場劇場の大ホールと比べたら、規模はその半分ほどの大きさのホールです。

 

そんな小さめなホールでさえ、自分は最奥までしっかり音を響かせられるんだろうか……?

 

 

💜ホールの音響と経験の差

 

先日、教授に件の疑問をぶつけてみました。

 

⭐︎教授の回答※かなり要約してます。

 

彼女(某有名人の娘)はちゃんと実力のある子だよ。

それは小学生の頃から感じられたし、まだまだ若いし、伸び代があるからね。

 

ホールの音響はホールによって様々で、よく響くホールやそうでないホールと様々。

 

特によく響くホールだと同じスタッカートでも、響いて、観客席から聴いたら、短く聴こえないから、普段よりも更に短く演奏する必要がある。

 

話しながら、音量の解説に移るため、教授が自らフルートで実践します。

 

例えば君の前で演奏するならこれくらいかな?

 

シュテックメストの「歌の翼による幻想曲」の心地よく美しい演奏が始まりました。

 

うっとり、聴き惚れます💕

 

じゃあ次に、20人位ならどうだろう?

 

先ほどより大きくなった音量。

空気の震えが肌に伝わるようでした。

 

では、100人規模のホールで演奏する場合。

 

次第に設定人数が増え、会場が大きくなっていく内に、優雅な曲である「歌の翼」が、演奏音量の大きさに迫力を増していきます。

 

そして、300人、500人、1000人と増えていき、会場も大ホールの設定になっていくと、目の前で聴いているせいで、非常に圧迫感を感じました。

 

部屋の壁が振動するほどの音量に圧倒されました。

 

ここまでくると、圧迫感すごいでしょ?

 

でも、こんなに音量が上がっていても息の量は変わっていないんだよ。

 

ただ、演奏するための筋肉は使っているね。

 

普段、密閉された狭い空間で演奏していると、その範囲内での演奏表現になってしまう。

 

それを大ホールで演奏する想定でやってごらん。

 

基礎練とかは普段通りで良いけど、曲やエチュードなんかはその想定でやるんだ。

 

きっと10分やるのでさえ、かなり疲れるよ。

 

最初は疲れるだろうけど、やっていく内に必要な筋力と体力が養われるからね。

 

でも、音量は解決しても、やっぱりホールの音響によって聴こえ方が変わってしまう。

 

そこら辺はやっぱり場数なんだよね。

 

経験が必要なんだ。

 

その話を聞いて、私は次のような質問をしました。

 

では、コンクールとかの予選は録音でされることが多いと思いますけど、その時もやはり録音に適した音量を考えて演奏するんですか?

 

いや、そもそも予選の録音の段階で、順位を考えながら審査はしないね。

 

ちゃんと指が回ってるかとか、間違えずに吹けてるかとか‥…、そこら辺を篩(ふるい)にかけてるんだ。

 

だからまずは、つっかえずに曲を演奏し切ることが予選を通るための課題になるね。

 

言われてみて「なるほど」と納得しました。

 

下手したら数百人を超える応募者の演奏を、最初から音楽的な面、技術的な面全てで審査していたらキリがありません。

 

まずは最も単純な方法で篩にかけていくんですね。

 

録音で思い出したけど、ランパルは録音する際にスピーカーから発せられる自分の音を予測しながら演奏していたよ。

 

面白いよねw

 

学生時代にもランパル氏の武勇伝を聞かせてくださるたびに驚きましたが、今回も度肝を抜かれました。

 

スピーカーから発せられる音って…

 

これは数多のレコーディングを経験したからこそ、成せる技なのでしょうか‥…

 

💜ショパンコンクールでの落選

 

今回、教授の話を聞きながら、昨年行われた第18回ショパンコンクールのことを思い出しました。

 

天童とも言われた牛田智大さんが2次予選での落選というの

で、日本のネットでは審査員に対する批判で大荒れだったそうですね。

 

この反応を受けてか分かりませんが、牛田さんが自身演奏の反省などをTwitterでつぶやき、ホールの音響に適応出来なかったことをおっしゃておられました。

 

コンクール中、テレビやライブ中継など機器を通して聴いておられる方が多かったと思いますが、ここまでで触れたように演奏家はその演奏環境によって演奏の仕方を変えているが分かります。

 

ホールでもよく響いたり、響きにくかったり、音響設計がホール毎に異なってきます。

 

リハーサルがあるとはいえ、ホールにいる人の密度でもその響き方が変わる、非常に繊細な世界です。

 

だからこそ、こういうのは経験が物を言うみたいです。

 

テレビやPC、スマホなどの機器で視聴されていた方も多く、審査に色々な思いが交差していましたが、そういう物を通して、音楽を聴く時、ホールにいるお客さんに聴かせるための、レコーディングを目的とした演奏なのかを視聴者側も考える必要があると思いました。

 

乱暴に聴こえるのは大きくよく響く会場で、音の輪郭がボヤけてしまうから、あえて強めに演奏しているのかもしれない……

 

機器越しには表現豊かで良さげな演奏でも、マイクが近かったからそう聴こえただけで、ホールでは響きすぎて音の輪郭がハッキリしない、強弱に乏しい演奏に聴こえていたのもしれない……

 

そういうことを知るともっと音楽が面白くなるかもしれないですね。

 

音響……とても奥深いです。

 

音響について機会があれば勉強してみようと思います(*^^*)

 

🎼フルート【肺活量と音量~フルートは本当にチューバ以上の肺活量が必要なのか?】

中学の吹奏楽部時代。

 

基礎体力測定?があり、肺活量を測ったところ平均以下ということが分かりました。

 

その情報が先輩の耳に入り、私は肺活量を増やすために他の部員の倍、腹筋背筋やブレストレーニングに励むことになりました。

 

でも、実際に本当にそれで肺活量が増えたのかは分かりません。

 

今考えると、ブレストレーニングは効果があったかもしれないけれど、筋トレは体力をつける以外に何か効果があったのだろうかと疑問が残る所です。

 

💜高校時代の恩師

 

高校に入り、音大受験の為、夏から地域のフルート教室に通い、M先生の指導を受けるようになりました。

 

初めてのレッスンで私はM先生に、音大受験にあたっての不安や疑問を色々相談します。

 

その中の1つに「肺活量を増やすために筋トレを増やした方がよいのか?」というのがありました。

 

先生は眉間に皺を寄せて、

 

「君は体力をつけたいんかな?それなら別にええけど、フルートを吹くために使う筋肉はフルートを吹くことでしかつかへんで。適度にするのは身体にいいかもしれんけど、筋トレに費やす時間があるなら、フルートを練習しぃ。君はね。息のコントロールを研究するべきやな。」

 

フルートのレッスンに通うようになってからは、目からウロコの情報や知識が沢山獲られましたが、その中でも特に印象に残っていることの一つです。

 

💜音大教授の体験レッスン

 

高3の春。

 

大受験をするということで、志望校のオープンキャンパスに行った私は、そこで音大フルート科の教授によるレッスンを受けます。

 

私はM先生からの指導で、

 

「世の中の情報を鵜呑みにしたらいけないよ。僕の教えも含めて、半信半疑で何事も見聞きするのが大事。そして、自分なりの答えを探すんだ。」

 

ということをよく聞かされました。

 

確かに中学の吹奏楽部時代は先輩たちからの間違った指導に対して疑問に思う事すら許されないという状況でした。

 

私自身、疑問に思う事が沢山あって、それの答え

を見いだせなかったのもあって、吹奏楽部をやめた経緯があります。

 

M先生の「何事も半信半疑」という教えは私 にとっての救いになりました。

 

お陰でフルートレッスンの中でも先生に教えられた事を実践しつつ、何でその練習をするのか?先生は何を根拠にそういう話をするのか?っていうのを常に考え、調べる癖がつきました。

 

そうすると自分自身が納得した上で練習や演奏に取り組めるので、上達スピードも上がっていきました。

 

なんでも言われた通りにするだけっていうのは、本当の成長には繋がらないんですね……

 

ただ、【肺活量問題】はなかなか納得いく答えが出ません。

 

パソコンは基本的に許可をもらわないと使えないし、気軽に使えるものでもなく、スマホも出たばかりで、高校は携帯禁止だったので、今みたいにネットで手軽に情報を手にいられる環境ではありませんでした。

 

図書館や本などで情報収集するしかなかったのです。

 

それでも適した書籍が図書館や本屋にあるかはまた別の話。

 

やっぱり肺活量は人並み以上のものが必要なんじゃないか…

 

そんな思いがあり、音大教授にも同じ質問をしてみることにします。

 

体験レッスン当日。

 

ドギマギしながら、教授の体験レッスンを受けました。

 

そして、私の肺活量に関する質問に次のように答えてくれました。

 

君は世界三大オペラ歌手(テノールだかバリトンだか……)がどこの国の人か知ってるかい?

 

皆、イタリア人なんだよ。

 

イタリア人は日本人と違って体格がとてもいい。

 

骨格、特に肋骨の作りからして違うんだ。

 

イタリアのバーに入るとね。オペラ歌手じゃない、そこら辺の一般人でも、オペラ歌手並の声量で朗々と歌うんだ。

 

これはね、西洋人と東洋人で身体の造りが違うという事なんだよ。

 

肺活量というのは人間の身体の大きさ、骨格で決まるからね。

 

フルートはチューバ以上に肺活量がいるとよく言うけどね、実際は息のコントロールが重要なんだよね。

 

肺活量があるに越したことはないし、演奏するのにも体力が必要だから、それなりに身体を鍛えるのはいいけど、肺活量を増やすための特別なトレーニングなんてのはしなくていいんだよ。

 

そんな事より息のコントロールだよ。

 

肺活量がある人でもフルートを吹くと酸欠になるから、そんな誤解が生まれたのかもしれないけど、酸欠になるのはフルートを吹く為の息の使い方をわかっていないからなんだよ。

 

フルートは他の管楽器と違って、吹きこんだ息が全て楽器に入るわけじゃないから。

 

角度や息のスピード、太さ、そういうのが全て適したときに鳴るんだよ。

 

初心者は鳴らそうとして、必死に息を入れようとするんだ。

 

そうすると脳にまで回す酸素の余裕がなくなる。

 

脳に必要な酸素が回らなくなるから、酸欠になるんだよ。

 

だから、本当に必要なのは肺活量を増やす事じゃなくて、息のコントロールができるようになる事だね。

 

うちの学校は、副科に声楽があって必修になってるからね。

 

表現もだけど、息をコントロールする、演奏する為の身体について学ぶには声楽をしっかり学ぶのがいいよ。

 

大体こんな感じな事を言われました。

特に声楽はゴリ押しされましたw

 

でも、凄く納得したのを覚えています。

 

教授は演奏面ではとても自由人に思われる感じの人ですが、感覚ではなく理屈で教えてくれる先生でした。

 

自由に表現するにはちゃんと計算する事も大事だという事を教えてくれた先生です。

 

質問ばかりしてたら、レッスン時間終わる事もしばしば……💦

 

その後、その音大に入り、フルートは違う先生(その教授のお弟子さん)につきましたが、その先生も肺活量に関しての考え方は同じでした。

 

そして、音大卒業後も別の先生につき、懲りずに同じ質問をしてみましたが、やはりどの先生も息のコントロールが重要だとおっしゃるし、肺活量を増やす為のトレーニングはしないと言います。

 

💜医学的な見解

 

肺活量について、医学的な根拠を知りたいと思っていたときに、このような記事を目にしました。

 

https://web.sapmed.ac.jp/jp/news/press/03bqho000026klwa-att/03bqho000026klym.pdf

 

札幌医科大学の教授のお話です。

 

結局のところ、

 

①肺活量は人間の身体の大きさによって変わる

 

②大人になってからはいくら鍛えても肺活量は増えない

 

③肺活量を増やすなら子どものうちから、身体を鍛える必要がある

 

ということは、肺活量を増やすには、成長途中の子どものうちにトレーニンをしないといけないということになりますね。

 

そうなると、吹部時代のあのトレーニングももしかしたら、意味があったのかもしれません。

 

ただ、腹筋背筋が実際に肺活量を増やすのかはわかりませんが…

 

興味のある方は効果的な肺活量を増やすトレーニングを調べてみてください( ´ ▽ ` )ノ

 

 

💜声楽と大きな音

 

ここまででお話しした通り、フルート教室の先生から音大教授、オケ奏者など、私がお世話になったフルートの専門家たちはどの人も、肺活量を鍛えるよりも息のコントロールについて考えるように指導をしてくださいました。

 

息を吐き出す力、吸う力、それをコントロールする事が大事なのだと言います。

 

最近、音大教授に再びレッスンを受ける機会に恵まれ、演奏場所、環境に応じたフルートの音量調節について、伺いました。

 

六畳くらいの広さの部屋で演奏した場合、数十人規模の会場の場合、数百人規模、数千人規模の場合と音の大きさの違いを再現してくれました。

 

そして、どの場合も息の量は変わらないとおっしゃるのです!!

 

(それは本当なのッ!?まだそこは疑ってますw半信半疑大事…これから研究していきます🔥)

 

全然音量が違うんですよ!!

 

1000人規模を想定した音量なんか、レッスン室だし、近くで聞いていた事もあり、かなりの圧迫感でした( ˊᵕˋ ;)💦

 

さ、さすがです👏

 

教授曰く、音量は会場に合わせた音の響かせ方が重要だと仰っていました。

 

(ちなみにレコーディングでも音の響かせ方、演奏の仕方があるようで、沢山のレコーディングした事でも知られる巨匠ランパル録音機を通した後のフルートの聴こえ方を想定して演奏していたと教えてくださいましたΣ|*-Д-*|すごい!)

 

そう言われて、オペラ歌手でも華奢な体つきの人が朗々と歌っている人がいることを思い浮かべました。

 

どんなに肺活量があっても、歌い方、声の響かせ方を知らなければ、オケをバックにして、コンサートホールいっぱいに響かせて歌うことはできません。

 

音大時代の声楽科の同期も大きな声で美しく響くかせて歌うには、そのための歌い方があるんだと教えてくれたことがありました。

 

それを習得するのが、初心者には難しいところ……

 

(副科声楽が難しすぎて、泣きついたら「難しいよねー」と同情してくれました笑)

 

だから、フルートの音を大きくするには、その吹き方、音の鳴らし方を知らなければならないんですね。

 

その方法を知るには声楽がとても良いと教授も仰っていました。

 

そういえば、上野星矢さんが神田勇哉さんとの対談で、大きな音を出すためには、大きな声を出せるようになった方がいいのと、音に声を混ぜていると仰っていました( ゚д゚)ハッ!

 

(音に声を混ぜるって、本当に効果あるの……?←有名人が言ったからって鵜呑みにしません🙅🏻ちゃんと自分が理解するための研究が大事)

 

こちら⤵️⤵️⤵️

https://youtu.be/6-_4xHNSxpM

 

上野星矢さんが運営されている音楽教室にも声楽のレッスンがある事からも、声楽を学ぶ意義があるんだなと感じます。

 

それに大きな声という点でいえば、声楽習得するのに1番適していると思えます。

 

以前、テレビでオペラ歌手の声量の凄さを比較するために、大きなコンサートホールでAD男性とオペラ歌手のジョン・健・ヌッツォさんが声を響かせるというのを見ました。

 

AD男性の大声は必死の叫び声で瞬間的なものだったのに対し、ジョン・健・ヌッツォさんは余裕で、朗々と声を出し、会場全体を響かせているようでした。

 

ジョン・健・ヌッツォさんは体格もがっしりしてますし、肺活量もあるのかもしれませんが、先程も華奢な身体付きの歌手が朗々と歌えることからも、やはり歌い方というのはとても大きいんだと思います。

 

音量や長く息を保つ為に肺活量がよく話題に上がりますが、肺活量を増やすことが本当に重要なのかという所はよく考えないといけないかもしれません。

 

🎼音楽大学【私立音大・音短大進学で使える支援制度①返済不要の奨学金!JASSCOの給付型奨学金】

私立の音大進学を志しているけれど、経済的な理由で進学を悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

 


私もその内の1人でした💦

 


私の場合、音大に進学するため、高校時代必死に勉強して、日本学生支援機構の貸与型奨学金である第1種奨学金(無利子)と入学時特別増額貸与奨学金(有利子)を利用しました。

 

これから進学に向けて、色々お金の面で悩まれる方が多いとおもいます。


そんな方のために!

 

日本ではどんな支援制度があるかのか、私が調べた現時点での制度を制度ごとに記事にして、紹介していきます🙋‍♀️

 


ぜひ、進学を考える際の参考にして頂ければと思います。

 

 

 

💜大学か短大か……

 


私は日本学生支援機構の貸与型奨学金を借りて進学しましたが、それだけでは到底足りなかったので、学校に行っている以外はバイトをして、足りない分を補うという生活をしておりました。

 


常に学校とバイトで休みなく動いていたので、過労死しかけた人間です_(´ཫ`* _)⌒)_

 


正直、充実した学生生活を送れたかと言うと、勉強する時間も、楽器を練習する時間の確保も殆ど確保できなかったので、単位を取るのも大変でした💦

 


こんな事なら、第2種(有利子)も併用すれば良かったと思うほどに……

 


しかし、無利子にしても、有利子にしても、借金です。

 


卒業をしたら、返済して行かなければなりません。

 


現代の日本社会で、奨学金を利用した人達の中で、奨学金を返済できずに苦しんでいる人が50%もいるそうです。

 


中には自己破産をする人も……

 


因みに、私はというと、音短大に進学しております。

 


本当は大学に行きたかったのですが、卒業後の奨学金の返済のことを考えても、音短大辺りが現実的だろうと思っての選択でした。

 


しかし、それは当時の私の狭い視野と浅い考えだったということを卒業後に痛感しております。

 


短大とはいえ、ただでさえ、お金のかかる学校を卒業してるのに、卒業後の就職にしても、転職にしても、短大卒と大卒では職業の選択肢の多さが全然違います。

 


良いなと思う高給職は採用条件が四年制大学卒業。

 


同じ額の給与でも、仕事内容の大変さや福利厚生の待遇面も職によって大きく異なってきます。

 


更に、キャリアアップの為に資格を取ろうにも、試験資格にはやはり大卒。

 


人によっては、運良く、良い働き口を見つけるかもしれませんが、数少ない選択肢の中からそれを見つけるのは非常に困難です。

 


金銭的な問題で音短大を選んだら、卒業後に苦労します。

 


学歴での格差が見直されつつあるとは言え、大卒以外の人が働くには、その壁はあまりにも高いです。

 


私は卒業後、高校・短大の学費の返済の為に死に物狂いで働いています。

 


途中で、このままだと人生を無駄にしてしまうと考え、転職活動に励みました。

 


大卒の壁にぶつかりながらも、試行錯誤し、お陰様で仮に音大に進学し、更に奨学金という借金をしていたとしても、30歳までには返済できる位の給与が貰える仕事に就く事ができました。

 


しかし、それでも、やはり大卒という学歴はとても魅力的です。

 


大卒だったら、もっと早くに良い職にありつけ、しんどい思いをせずに済んだのではないかと思わずには居られません。

 


それくらい学歴というのは職業選択の幅を広くします。

 


音楽での進学を考える際、それぞれの学校の在学時や卒業後に発生するメリットデメリットをよく考える必要がありますね。

 


そして、支援制度を徹底的に調べて、より良い学生生活を送るためにフル活用できると良いですね!!

 


今回はその数ある支援制度のうちの一つである給付型奨学金についてご紹介致します。

 

 


💜給付奨学金(返済不要)/JASSO

 

日本学生支援機構の給付奨学金は2020年4月より発足した新制度です。

 

世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、本人のしっかりした「学ぶ意欲」があれば、支援を受ける事ができます!

 


内容を見た時、「なんて素晴らしい制度なんだ!!」と感動致しました✨✨

 


私の時にこの制度があれば…、と思わずにはいられません(T ^ T)

 


貧困家庭で経済が苦しいけど、音大に進学したい!!

 


っていう方には是非とも活用していただきたい制度ですね😊

 


では、詳しい内容を紹介致します(*^^*)

 


○対象者

①世帯収入や資産の要件を満たしていること

 →住民非課税地帯・準ずる世帯の学生など

 


②進学先で学ぶ意欲がある学生等であるのこと

 →成績だけで判断せず、レポートなどで学ぶ意欲の確認をされます。

 


○支給額(私立大学・短期大学の場合)

 


 自宅通学   ¥38,300(¥4,2500)

 


    自宅外通学  ¥75,800

 

生活保護地帯の自宅通学者及び、児童養護施設からの通学者は、( )内の金額になります。

 


○授業料・入学金の免除・減額について

 


給付型奨学金の対象になった場合、別途、進学先の大学・短大に申し込むことで、授業料・入学金の免除・減額を受ける事ができます✨

 


💰免除・減額の年額

 

  🏫私立大学

     入学金:約26万円  授業料:約70万円

 


   🏫私立短期大学

     入学金:約25万円  授業料:約62万円

 


⚠️この入学金の免除・減額の支援を受けられるのは、入学後3ヶ月以内に申請して支援対象となった学生等になります。

 


申請を忘れないように気をつけましょう💦

 

 

 

○世帯収入について

 こちらの制度は世帯収入によって、受けられる支援額が変わり、3段階の基準で決まります。


詳しくは日本学生支援機構のサイトをご覧下さい。

 

サイト内には、制度について詳しく記載されたリーフレットPDFや、自分がどんな感じで利用出来るのかを知る事ができる《進学資金シミュレーター》があるので、是非シミュレーションしてみましょう💡

 


○対象校について

 


この制度で気をつけなければならないのが、全ての私立音大・短大が対象では無い事。

 


どこの音大が対象のなのか、自分の志望先は対象校に入っているのか確認してしみましょう!

 


 北海道・東北地方

 ⭐︎北海道

  札幌大谷大学

 


 ⭐︎ 宮城県

  宮城学院女子大学

 

 関東甲信越地方

 ⭐︎埼玉県

  尚美学園大学

  東邦音楽大学

 


 ⭐︎東京都

  桜美林大学

  国立音楽大学

  玉川音楽大学

  東京音楽大学

  桐朋学園大学

  日本大学

  武蔵野音楽大学

 


 ⭐︎神奈川県

  昭和音楽大学

  洗足学園音楽大学

  東海大学

  フェリス女学院大学

 


 中部地方

 ⭐︎愛知県

  名古屋音楽大学

  名古屋芸術大学

 


 ⭐︎静岡県

  常葉大学短期大学

 


 近畿・中国・四国地方

 ⭐︎京都府

  同志社女子大学

 


 ⭐︎大阪府

  大阪音楽大学

  大阪芸術大学

  相愛大学

 


 ⭐︎ 兵庫県

  神戸女学院大学

  武庫川女子大学

 

 ⭐︎岡山県

  くらしき作陽大学

 


 ⭐︎広島県

  エリザベト音楽大学

  広島文化学園短期大学

  山口芸術短期大学

 


 九州・沖縄地方

 ⭐︎福岡県

  福岡女子短期大学

 

 ⭐︎長崎県

  活水女子大学

 

以上、私が調べた現段階での情報です。

一部使えない音大もありましたが、殆どの場合は使えるみたいですね!


〇他の奨学金との併用

この給付型奨学金でも足りなければ、支援額は限られてきますが、貸与型の奨学金を併用することも可能です。

 

 

 

💜実際に使うとどんな感じか?

 


私が高校時代にこの給付型奨学金の制度があれば、私の家庭環境や成績考えるとこの制度をフル活用できます。

 


私立音大の場合

 


〇学費相場(おおよそ)

   初年度:¥1,600,000~¥2,300,000

   4年間:¥6,400,000~¥9,200,000

 


〇給付型奨学金支援額

 


   🏠自宅通学者の場合

        初年度支援額:最大約¥1,365,600

        4年間の合計:最大約¥4,898,400

        学費差額:¥1,50,1600~¥4,301,600

 


   🏠自宅外通学者の場合

         初年度支援額:最大約¥1,869,600

         4年間の合計:最大約¥6,698,400

         学費差額:¥0~¥2,501,600

 


こんな感じになります。

 


これだけ見ると自宅外通学者の方が良さげにみえますが、実際は学費以外に色々かかってきます。

 

家賃とか生活費など東京だと最低でも7万はかかりますし、防音賃貸ともなると、生活費を含めて最低でも15万はかかります。

 


また、学費などで足りない分をバイトや他の貸与型奨学金で補填するかは人それぞれです。

 

 

 

因みにこれらの残額(学費のみ)をバイトで補おうとすると……

 


月に¥32,000~¥90,000を稼がなければなりません。

 


更には、学費以外に、スマホの通信費や学校までの交通費、楽器のメンテナンス代、楽譜代、コンクール、コンサートetc

 


バイト代だけじゃどうしても厳しいですね。

 


特に自宅外通学者だと、バイトだけでは圧倒的に足りないです。

 


やはり、貸与型の奨学金は必須です。

 


給付型奨学金をフルで活用できる貧困家庭の子は、そもそも親からの支援を受けられない子が殆どですしね…

 


また、バイトをするなら、収入が年間103万円を超えると扶養から外れてしまうので、月約85,000円以内に収入を収めないといけません。

 

 

因みに私は、この¥85,000を稼ぐために死に物狂いで働きました。

 


学校までの交通費の節約のため、学校近くの居酒屋でバイトし、そこから福利厚生として交通費を出してもらってました🚃

 


1回生の時にLAWSONでもバイトを掛け持ちしていましたが、曜日固定で、演奏のリハや本番、音楽療法の実習の時のシフト変更などの融通が厳しかったので、2回生で居酒屋1本に絞りました。

 


〇居酒屋でのバイト

   時給  ¥1000~

   時間帯  19時~22時or 17時~22時

 


忙しくて、24時近くまで勤務した事も多かったです💦

 


週5日、3時間勤務だと、月6万円しか稼げないので、なんとか月8.5万円稼げるように店長に相談して働かせて頂いてました。

 


沢山、融通をきかしてくださった、当時のバイト先の人達には本当に感謝しかありません😭

 

学校とバイトがない日や時間は練習してるか、疲れきって寝てるかでしたね……

 


遊んでる暇なんてありません。

 

深夜にへとへとになって帰ってきて、家に入ること無く、玄関前で爆睡して、母親に起こされるということは日常茶飯事でした笑

 

バイト終わってから家に帰るまでの記憶が無い💦

 


短大だと2年間で沢山の事を学ぶ必要がある為、土日にも講義が入る事もありましたし、平日もみっちり講義&レッスンでした💦

 


大学であれば、午前休みとか、午後休みとか、単位の組み合わせ次第で時間にゆとりを持てますが、短大だとそうも行きません。

 


私は音楽療法も専攻していたので、長期休みもその実習なり色々入ってました( -᷄ ω -᷅ )

 


そういう事を考えても、短大に行くより、大学に行っておけば良かったと思います。

 


大学の長期休みにバリバリバイトを入れても良いですけどね。

 


ただ今の私なら、充実した学生生活を送る為に、バイトで楽器の練習時間などを削らずに済むように、貸与型奨学金を利用します。

 


早朝とか、休日とかにバイトを多少はするかもしれませんが、学業を優先します。

 


また、卒業後の就職や奨学金の返済なども見据えて、音楽以外に生きるために必要なお金の勉強などをします。

 


これはプロの音楽家になるならない関係なくです。

 


少しでも良いお給料を貰えるよう、効率よく返済ができるよう、心身の健康を保てるように、沢山勉強をします。

 


バイトも経験としてやるだけで、本当に勉強を優先にすると思います。

 


これは私自身が実際に経験して、勉強して、自分の人生を見直して出した答えでもあります。

 


💜中高生に出来ること。

 

通信制の高校への進学とバイト


私が今、中学生なら、高校は通信を選択します。

 


普通の高校生なら、音大進学を決めた時点で、中退して通信に変えて、音大進学のために必要なレッスンを受けるためにバイトします。

 


今はありがたいことに高校無償化なんですね(´。・v・。`)イイナァ

 


私立の通信制高校でも保護者の年収が約910万円未満なら、無償になるんですね ……

 


高校無償化制度は私が高校を卒業した年に導入されたので、羨ましいです😭

 

 

通信制にする理由は、学校で授業を受ける時間が勿体ないからです。

 

私の周りは貧困家庭の子が多いのですが、みんな一様に、自分が今の高校生なら通信制を選ぶと断言しています。

 

彼らもお金が無い中で、必死に勉強して、働いて、親に頼らずに大学にいった猛者たちなので、自分ならどうするかと、こういう話になると盛り上がります🔥

 


また、バイトしながら通信制の高校を利用したとしても、給付型奨学金と貸与型奨学金を併用する為に必要な学力を身につけることはできます。

 


実際に私は塾に一切通わず、教科書と学校の図書室にある本や、学校にある問題集を借りて勉強して、無利子の奨学金を得ました。

 

 

〇音大進学のためのレッスン

 

次にレッスンに必要な費用を考えてみましょう。

 

私はフルート専攻だったので、フルートで受験する場合の例を上げてみます。

 


🎶レッスン                            月額¥50,000~

  《内訳》
     ・専攻実技                        月額¥20,000~

     ・副科ピアノ                     月額¥10,000~

     ・ソルフェージュ              月額¥10,000~

     ・聴音                               月額¥10,000~

 


楽典は独学でいけますし、分からないところはピアノやソルフェージュの先生に聞けばOK

 


また、洗足学園大学が聴音や和声などの音楽科目を無料で勉強できるサイトを運営しています。

 


楽典以外は先生についてやってもらう必要はありますが、日々の学習として、そのサイトを活用してみると良いです。

 

また更に、毎月音大のオープンキャンパスに行って、音大の先生からレッスンを受けます。

 

因みにオープンキャンパスのレッスンは、殆ど所が無料🎶

 

音大の先生にタダで教えて貰えるなんて、なかなか凄いことです!!

 

色んな音大のオープンキャンパス行きまくりますねw

 

その分、曲を沢山練習しないとですが😂😂

 

利用出来る所は利用しちゃいましょう!!

 


とりあえず、最低でもレッスン代として5万円は必要ですね。

 


扶養内でバイトして、毎月8.5万円稼ぎ、その内の5万円はレッスン代に、残りは音大受験に必要な教材費だったり、楽譜代だったり、交通費、通信費など、色んな場面で必要になるので、無駄遣いしないように管理するとよいですね。

 


楽器がなければ、音大進学に必要な最低限の楽器で、中古で安くなっているものを親にローンを組んでもらって、購入してもらいましょう。

 


オリコなど24回払い無利息というようなローンを組めたりします。

 


バイトで稼いだお金で少しずつ払う事もできるでしょう。

 


フルートで音大を目指すためには総銀製の楽器が必要になります。

 


私は中古の楽器を29万円で両親に肩代わりしてもらい、入学時特別増額貸与奨学金(有利子)で両親にお金を返しました。

 


つまり、奨学金で楽器を購入したのです。

 


それまではフルートの先生がネットで購入した1万円の楽器を使って練習し、受験しました。

 


誤解のないようにいいますと、皆さんはちゃんとした楽器を使ってください。

 


私の先生もまさか受かるとは思っていなかったし、音大に行けるような経済力もないとおもったから、1万円のフルートを持たせたのです。

 


教室の中には無償で必要最低限の楽器を貸し出してくれる所もあります。

 


受験まではそこの楽器を借りながら、お金を貯めて、楽器を買う方法もあります。

 


それでも足りないのなら、扶養から外れて、楽器を買うのに必要なお金を少しでも稼ぐ事も良いと思います。

 


ただ、それだと世帯収入が増えてしまい、奨学制度に影響を与え、進学した際に支援額が減ってしまう可能性もあります。

 


そこのバランスも考えながらやる必要があります。

 


高校在学途中で、しかも2年、3年生で音大進学を志した場合。

 


浪人も視野に入れましょう。

 


給付型奨学金制度は社会人は受けれませんが、高校卒業後2年以内であれば、利用できます。

 


💜お金が無いことを理由に諦めるか諦めないかは自分次第

 


お金のことで悩まずに、好きな大学に進学して、好きに遊んで、勉強できる恵まれた家庭の子はほんの一部です。

 


金銭感覚もそれぞれの家庭環境によって異なります。

 


Twitterで、ある大学進学を控えている女の子の親が進学準備のために、ひと月で120万円以上もの支出があったと嘆いていました。

 


その中には、大学進学後に来たる成人式の準備の為に使った20万円も含まれています。

 


からしたら、娘にそれだけのお金をかけられる財力がある事に驚きました。

 


内心、十分じゃんと…

 

私は学費を稼ぐのに必死で結局成人式はやりませんでした(´-`).。oO

 

後悔はしていませんけどね🙂

 


しかし、どれだけお金があろうとも、足りる事なんてほとんど無いんです。

 


自分の持ってる分以上に求めてしまうのが人間なんです。

 


だから、裕福な家庭の子を羨んでも、お金が無いことを嘆いても、現状は変わりません。

 


日本の教育支援制度はまだまだ不十分だといわれています。

 


けれど、私の頃と比べたら、非常に良くなっています。

 


私の頃でさえ、私たちの親世代からしたら良くなっているのです。

 


今の支援制度はそれまでに苦労してきた人達が声を上げて、少しずつ改正してきたものです。

 


今以上に良くにするには手順を踏まないといけません。

 


しかし、既存の制度を利用するには年齢などの期限がありますので、いつ改正するか分からないものを待つ時間はありません。

 


既存制度をいかに活用するかが重要になってきます。

 

そして、進学の為に何を切り捨てるべきかも考える必要があります。

 

私の場合は青春、成人式など、若いうちに出来る楽しい事は全て切り捨てました。

 

高校から短大卒業までを含めても遊んだのは、5本指に収まる程度です。

 

仕事を初めてからも現在まで、遊んだのは2、3回ですね……

 

それよりも、遊び方が分からないw

 

こんな感じですが、割と楽しい人生だなって思ってます(*^^*)

 

色々経験できて、逆に良かったと思います。

 

 

💜最後に

 


今回は給付型奨学金について、紹介致しました。

 


この記事で紹介したことだけだと、十分では無いので、実際に日本学生支援機構の公式サイトで詳しい情報をご確認ください。

 


また、基本的に公式サイトを見るだけというのも不十分です。

 


申し込んでみたら、思ってたのと違ってたなんて事も多々あります。

 


また、大学によっても、公式サイトだけでは分からないことも沢山あります。

 


実際に、私が進学した短期大学は年に2回にわけての学費納付が原則で、進学に関する書類にもその記載しかありませんでした。

 

しかし、それではお金の用意が間に合わないと相談すると、年間の納付回数を12回払いにしてくれました。

 

奨学金を得られると言っても、実際に支給されるのは大学に入ってからで、合格発表後の納入に間には合いません。

 

期限内に納入しないと入学辞退扱いになってしまいますしね……

 

そこら辺のことも気をつけないといけないですね。

 


また、逆にサポートや支援が充実してると思ったら、別の所に大きなデメリットが潜んでいることも少なくありません。

 


公式サイトの情報だけを鵜呑みにせず、実際に日本学生支援機構に相談したり、進学候補の学校を周って相談する事をおすすめします。

 


ぜひ、沢山調べて、試行錯誤してみてください(●︎´▽︎`●︎)

🎼フルート【生徒さんの基礎練に関する先生の悩み】

音楽留学をする為、再び母校の門をくぐる事を決めた最初のレッスン。

 

オンラインレッスンでした♫

 

お試し受験ではありますが、今年の3月に受験する事になり(来年が本腰)、レッスンでは試験で演奏する曲を見て頂きました😊

 

その際、先生と基礎練習に関する話題になったので、今回はその事についてお話したいと思います🙋‍♀️

 

 

 

💜効果のあった基礎練

 

レッスンで、毎回、先生に言われる事があります😶💬

 

先生「紫乃ちゃんの強みは音よ。本当に良く鳴ってる。でも、技術が伴ってないのよねぇ。だから技術をもっと強化しましょう!」

 

↑って事です✨

 

レッスンが再開してから、音をよく褒められるようになったのです🎶

 

ぎ、技術は…( -ω- `)フッ

 

先生「発表会でも一際音が良かったのよね。本当に!一発目から音がいい人ってなかなかいないものよ。緊張するしね」

 

中学時代のコンプレックスだった音をほめられて、鼻が高くなりました。

 

でも、音が良くなったのは先生から教えて頂いた、ある練習法のお陰でした✨

 

それは…

 

モイーズの「ソノリテについて」教本にあり【アタックと音の連結】の課題1をノンダンギングで練習する事です!!

 

詳しくはこちら↓↓↓

https://purple6.hatenablog.com/entry/longtone.flute.otokaizensarenai

 

この練習がクリアな音を出す為に、とても有効だと気づいてから、この基礎だけは毎日欠かさず、集中して、真剣に取り組むようになりました✨

 

それにその日の吹き始めの音の立ち上がりも、高確率で比較的良い音で吹けている実感もあります。

 

最適なアンブシュアで常に練習しているお陰で、よく言うアンブシュアが迷子になる事も減りました💋✨

 

その事について先生に話すと、

 

先生「そうよ。あの練習はお腹をよく使うからね。それに凄く集中してやらないと音が外れるしね。アンブシュアの柔軟性や息の使い方を学ぶには最適な練習ね。私もこの練習だけは欠かさずやってるのよ。コンディションが整うしね。」

 

先生も毎日やっている練習だと聞いて、さらに嬉しくなりました(*^^*)

 

先生の指導をきちんと理解して出来ていたことが、何より嬉しかったのです。

 

 

 

💜先生の悩み

 

私と先生とで、ノンダンギングでの練習の有効性を確かめ合った所で、先生はため息を1つ吐きました。

 

先生「紫乃ちゃんはその基礎練習の目的をちゃんと理解してやってるから、効果が出ているのよ。私が教えている、趣味でフルートをやっている他の生徒さんはやらされてる感じが凄いのよ。だから同じ練習をしていても、紫乃ちゃんのように音が直ぐに良くならないの。」

 

そこが指導してて難しいところなのよね、と苦笑いします。

 

私はびっくりしました!(◎_◎;)

 

このノンダンギングの練習が効果を発揮しないなんて、どんな練習をしているの!?

 

と言う私も、学生時代はあまり考えて練習してなかったから、その基礎練習の効果を発揮できずにいました💦

 

つまり、基礎練習が“こなし”になってるって事なんでしょうね。

 

きちんとその練習の目的を理解をせず、何となくぼやっとした感覚で、先生に言われたし、やっておけば上手くなると思って、適当にやって、全然効果を発揮出来ずにいるようです。

 

 

 

💜練習する意味を考えながら取り組む

 

練習って『考える』ことがとっても大切だと思うんです。

 

先生が何故この練習をさせるのか、何故その曲をやらせるのか…

 

その練習をすると、どういう効果があるのか…

 

よくレッスンで、先生が基礎を教えてくれないという人がいますが、基礎というのは自分で積極的に取り組むものです。

 

勿論、事前にやり方を教わり、取り組んでいる間、正しくやれているか定期的に先生が確認をする事もあります。

 

でも、だいたい気にすること、注意する事は事前に教えられるはずですし、レッスンでは曲に取り組むことで、その人の苦手部分、足りない練習、必要な基礎練習が分かります。

 

だからこそ、その人に必要な練習法を提示できます。

 

その為、効率よく上達する為には、曲と基礎練習はバランスよくやる必要があるのです。

 

私も一時は基礎ではなく、曲ばかりの指導で不安になる事がありました。

 

ですが、最近ようやく気づきました!!

 

曲のレッスンで指摘された事、教えられたことを基礎練習にも落とし込み、進めて行く事が重要だと。

 

それに自分から先生にその曲を仕上げるために、自分はどういった練習をすべきか、自発的に聞くべきなんです。 

 

 今、どんな基礎に取り組んでいるのか、という現状報告も兼ねると、先生自身も生徒の基礎課題の進度を知ることができます。

 

進めていく中で、疑問に思ったところや気になった所をレッスンで聞いて、指導して貰うのがベストだと思いました。

 

基礎って1つの課題ができるようになるまで、時間がかかるし、大体やり方は教えて貰ってるから、その通りにやれば、ちゃんと上達します。

 

さらに曲中の苦手な部分を克服するためにやる基礎練習は、集中して取り組みやすいものです。

 

何故なら、自分の苦手を実感しているからです。

 

実感していて、それを克服するのに効果のある練習なら、真剣に取り組みますし、その基礎の効果を理解し、目的をもってやるので、練習の効果が出やすくなります。

 

先生も一概に基礎を教えてくれと言われても、基礎練習の範囲が広すぎて、困ってしまいます。

 

だからこそ、生徒の苦手部分を把握するためにも、曲に取り組ませて、苦手部分を見つけ出す必要があります。

 

そもそも、ちゃんと練習してたら、たくさん疑問が湧いてくるはずなんです。 

 

 レッスンに行って、質問が出ないのは、練習を真剣に取り組んでない事を露呈しているようなものです。

 

 

実際に曲中で指摘される事というのは、基礎練習でも、同じように注意すべきことでもあります。

 

例えば、速いテンポの細かい動きをするパッセージで、高音まで駆け上がっていく部分で、いつも高音が薄くなってしまうことがありました。

 

その際に、先生に「しっかり息を入れて!お腹使えてないよ!」と言われました。

 

そして、レッスン後、家に帰って、タファネル&ゴーベールなどの指回しの基礎練習で、高音ばかりのパッセージを抜き出したり、低い音から高い音までの上行下行を、息と息を吐き出すためのお腹の動きを意識して、練習に取り組みます。

 

こうする事で、曲になってもそれらの事を注意して取り組め、結果的に良い効果を齎すことができました。

 

また、先生に注意された事だけでなく、自分の中でも、どうして出来ないのか、考えるのが大切です。

 

私はこの時、アンブシュアや身体が力んでしまうと音が響かなくなる事、練習の時点から力んでしまうなら、レッスンや本番では緊張で余計に力がはいり、柔軟性が失われ、思うように演奏出来ないと考えました。

 

だからこそ、先生に言われた息のコントロールだけでなく、自然体で身体が極めて楽な状態で、吹けるように練習しました。

 

その結果、高音のパッセージのコントロールだけでなく、全体的に練習した通りの成果を、レッスンで緊張している中でも、発揮できるようになりました✨

 

このように自分の苦手を見つけ、実感する意味でも沢山の曲に取り組むというのは必要不可欠なんだと思います。

 

更に、その時のレッスンで先生に言われた事だけでなく、その苦手部分を克服するために、それまでの過去のレッスンで言われてきた事、他に自分の問題点がないか、改善法やそうなってしまう理由を考えたり、調べたりして、自分の中で昇華することも重要です。

 

楽器の指導というのは、感覚的なものが大半をしめます。

 

先生が身体で感じていることを言葉で表現しても、その表現が生徒自身の感覚とマッチするとは限りません。

 

レッスンで教えられた事を正しく理解するためには多方面からのアプローチが必要になります。

 

また、先生は出来る基礎は流していい、苦手なものを重点的にやりなさいといいます。

 

もう既に出来る所にまで時間を割いて、練習するよりも、苦手部分に時間かけてやるほうが効率的です。

 

私の場合は新しくやる基礎課題は、1回先生にどんな風に練習すべきか相談し、先生に教えられたやり方でしばらく取り組みます。

 

ある程度のテンポでスムーズに出来るようになったら、先生に見て頂きます。

 

そこで練習が正しく行われているかの確認をして頂きます。

 

間違っていたら、直して貰いますが、それに時間がかからないように、しっかり先生の教えを昇華し、忘れないように練習します。

 

例えると、計算ドリルの問題の解き方を教わって、家で解けば良いのに、先生にわざわざ1問1問解き方を教わりながらやるのは時間の無駄というもの。

 

とりあえず、やってみて、できたと思ったら先生に見てもらって、答え合わせをして、間違えてたところや、答えはあってるけど、解き方に問題点ががあれば、先生に指導してもらいます。

 

楽器の基礎練もおなじです。

 

その基礎課題を昇華するには時間がかかりますし、レッスンでそれに時間を割いてては、無駄な時間になってしまいます。

 

私もよく基礎練は家でやってくるものだよと注意されました💦

 

あと譜読みも💦

 

その為、指がもたついたり、昇華できてない時点で、レッスンに挑んでも意味がありません。

 

レッスンの時間は有限なのです。

 

また、指回しアーティキュレーションなどはやればやるほど上達しますが、音楽的な表現は技術以上に先生の指導が必要になってきます。

 

それに先生方というのは、譜面上の音符をただ吹くのではなく、しっかり分析した上で、どういう風に演奏するのが最適かと言うのを生徒に教えてくれているのです。

 

 

 

💜演奏する上で欠かせない楽曲分析

 

曲というのは演奏する上で、ある程度決まったパターンがあります。

 

それは音楽形式だったり、和声進行だったり、曲を分析する事で、作曲家の意図を読み取り、再現するのが演奏する側の成すべき事です。

 

よく自由に演奏すれば良いと言う人もいますが、自由に演奏するにはそれなりの技術と表現力、知識が必要なんです。

 

私はつくづく自由に演奏する事の難しさを痛感しています。

 

その度に自分の技量の無さが悔しくなります。

 

自由に演奏している人というのは、一般的な表現を熟知しており、技術があり、且つ、曲を読み解く知識が豊富です。

 

だからこそ、自由に演奏していても、演奏が崩れずに成り立つのです。

 

以前、別の記事にも書きましたが、プロの奏者の演奏を参考に練習して、レッスンに挑んだ時に、演奏全体がアンバランスになってしまったことがありました。

 

参考にしたプロの演奏というのは、遊び心に溢れていた演奏でした。

 

しかし、自由に演奏していただけでなく、自制しているところはしっかり自制していたのです。

 

盛り上がる所、目立たせたい部分の前後関係をしっかりコントロールした上で、派手な演出をしていました。

 

私の場合、そのプロの演奏の『目立つ』部分に気を取られ、技術が伴わず、全体的な演奏バランスが取れずにいたのです。

 

また、プロがそうして遊べるのも確かな技術があり、曲をしっかり分析し、曲全体のバランスが崩れないようにしっかりコントロールしていたからこそでした。

 

最近、音楽史や和声などの勉強を本格的にし始めてから、曲に対する見方が変わり始めました。

 

ちょっと勉強しただけでも、「そういう事だったのか!!」という気づきがありました。

 

音楽史が楽曲分析に関係があるのかと思われた方もいるかもしれません。

 

勉強している私が断言します!

 

大いに関係あります。

 

実際、私自身モノフォニー、ポリフォニー、ホモフォニーなどの意味がよく分かってなかったのですが、音楽史(中世以前〜ルネサンス)を勉強した事でようやく理解が出来ました。

 

そして、ポリフォニーを理解したことが、和声の勉強に大変役に立ちました。

 

しかし、楽譜を読み解く力はちょっと勉強したくらいじゃなかなか身につきません。

 

ソルフェージュ、楽典、和声、楽式、音楽史、対位法などなど…

 

曲を読み解き、最適な演奏をするにはたくさんの知識が必要になります。

 

しかし、それを一度にはできません。

 

それにそこまでやる人はほとんどいません。

 

特に趣味でやる人でそこまでやるのはごく一部です。

 

生徒側の知識の不足による演奏の不都合を先生方自身の知識で補っているんだという事に気づきました。

 

ここは和音が変わるところだから、音色に変化をつけて…

 

この曲は舟歌だから…

 

三拍子のワルツ…

 

バロックのトリルは上の音から

 

 

などなど、音楽史、和声、楽式などが理解出来ていないと、最適な演奏ができない理由がよく分かります。

 

理論は後付け、演奏は耳で覚えるべき!

 

 

このように理論なんかやらず、身体に染み込ませるべきだという人もいます。

 

勿論、様々な演奏を聴き込むのはとっても大切です。

 

しかし、その理想の演奏をするために1人で悶々と時間をかけて1から試行錯誤するよりかは、よく理解している人に教わった方がいいし、理論というのは効率よく音楽に取り組むための公式みたいなものなので、知識として身につければ、曲への理解が深まり、効率よく練習に取り組めます。

 

先人達が研究して見出した公式を、1から構築しようとするのはとても非効率です。

 

しかし、理論を理解するには音楽を知らねばなりません。

 

その音楽を全く聴いていない、演奏に取り組んでいないのに知識を身につけようとするのは、非常に困難な事です。

 

だからこそ、まずは先生の指導の下、実際に曲に取り組み、たくさん経験し、その後に理論に取り組むことで、先生に教わっていた事がより理解出来、逆にその演奏経験が理論を学びやすくします。

 

演奏(作曲)と理論は相互関係にあるという事ですね😊

 

 

 

💜生徒が求めてる基礎とは?

 

結構、基礎を教えてくれないという人は、演奏している時の身体の状態の事を言っている人も多いのではないでしょうか。

 

アンブシュアや首周り、姿勢など…

 

しかし、身体的な事を正しく指導できる演奏者は限られていると思います。

 

なんせ殆ど感覚でやっているからです。

 

もし、身体面での指導を受けたいなら、アレクサンダーテクニークなどの人体の仕組みを専門的に学び、更にフルートの奏法も熟知している先生に別で指導していただく必要があります。

 

きっと目から鱗ですよ(¯v¯)ニヤ

 

私はアレクサンダーテクニークのお陰で、身体の余分な力を抜くことを常に意識できるようになりました✨

 

しかし、これは継続して指導して貰う必要があります。

 

演奏技術と演奏している時の姿勢や身体の状態は、違う指導者に教わるか、更にレッスンを別にするべきだなと感じます。

 

専門がそもそも違うんですよね…

 

どちらも教えられる先生って限られています💦

 

アレクサンダーテクニークは時間とお金がなくて、続けられませんでしたが、いつか再開したいレッスンのひとつです。

 

 

💜曲の練習ばかりしてる子の方が上達する理由

 

これって、吹奏楽あるあるな気がします。

 

自分の方が基礎に時間をかけているのに、基礎練きらーいと言って、曲ばかりやってる子が上手くなることってありますよね。

 

勿論曲ばかりやっても上手くなりません。

 

ただ、それで上手くなる子って、とっても効率の良い練習をしているんです。

 

曲に取り組むからこそ、自分の苦手に気づいて、必要な基礎練だけをするから、効率よく練習できるんです。

 

曲を完成させるために必要な練習に特化しているのが特徴かと思います。

 

基礎練を沢山やっても上手くならない子は、基礎練習をする事が目的になってる気がします。

 

基礎をやってればいい、みたいな。

 

目的が大まかすぎなんですよね💦

 

それに出来る所も苦手な所も同じくらい時間をかけてやってしまって、余計に効率が悪くなってしまっています。

 

曲を完成させるために、苦手な部分を必要な基礎練習を集中的にやって強化させるのと、基礎をやる目的が明確でなく、とりあえずやっているのとでは上達に大きく差が出てしまいます。

 

基礎が出来てから曲をやるんではなく、その曲を仕上げるために、苦手な部分を見つけ、克服する為の練習をすることが大切なんです。

 

練習する目的がそもそも違うんですよね。

 

効率の悪い練習をしてた人間代表🙋‍♀️による経験談です( -ω- `)フッ

 

 

💜生徒以上に先生は生徒の問題点を知っている

 

基礎を教えて欲しいのに、全然教えてくれない

 

速いテンポで曲が吹けてるのに合格を出して貰えない

 

こんな風に悩んでいる方は多いと思いますが、これまでの内容を読んで頂けたなら、先生方がなぜそのように指導指導されるのかの目的と理由を理解頂けるかと思います。

 

つまり、先生が生徒の考える、求める指導を分かってないんじゃなくて、生徒自身が自分の克服すべき問題点に気づいていないことが殆どだと思います。

 

勿論、相性や指導力もありますので、一概に生徒自身に問題があるとは思いませんが、私の経験上、「基礎を教えてくれないから…」という理由で先生に不満を持っている人は、自分の問題点に気づいていない人が多いと思います。

 

以前、参加した発表会で同じ門下生の人達に「音大卒は音が違うわー」と言われました。

 

しかし、私は先生の教えてくださった基礎練習、ノンタンギングの効果に気づき、真剣に取り組んだ結果、たった1日で音がクリアになりました。

 

みんな同じように教えて貰ってるのに、練習のやり方、考え方1つでこれだけ差が出るのです。

 

教わった事をただ教わったにするのではなく、真剣に取り組み、考え、書物やネットなどで調べる中で、理解を深めて行く事がレッスンを受ける側にとって大切な事ではないでしょうか。

 

結局はレッスンや練習を意味のあるものにするかどうかは生徒次第という事です。

 

先生方はそこら辺で苦労されているんだなとつくづく思いました。

 

私自身もようやく先生の指導の意図が分かってきたので💦

 

生徒自身も自分の求める受けたい指導が伝わらずにモヤモヤしているのかもしれませんが、それ以上に先生方は「この練習をこんな風にやったら上達するのに!」と生徒にその意図が伝わらずにヤキモキしてるんだろうな…(´▽`) '` '` '`

 

生徒側が思う指導と先生が必要だと思う指導が必ずしも一致しないんですよね…

 

私自身、自分の思いが先行しがちなので、先生の意図を理解する為の努力をしていかねばと自戒ばかりの日々です。

 

頑張ろ😤

 

🎼フルート【横笛初心者の脅威的な上達】

 

世の中には、フルートを上達させるために、さまざまな練習法があります。

 

今回は、表現面、技術面、そして耳などと全体的な上達に繋がる練習方法をとあるエピソードを交えて紹介します。

 

 

💜お祭りの龍笛を吹くことになった同僚

 

昔、私がいた職場で雅楽をやっている上司がいました。

 

白髪頭のちょっと天然が入った、とても人のいい上司です👴

 

ある日、職場主催のお祭りで雅楽演奏をすることになりました。

 

雅楽は演奏者が少ない為に、常に人手不足💦

 

私自身、上司から龍笛をやってみないか聞かれたことがありましたが、過去に龍笛を試奏した時に、フルートとはまた違った吹奏感で、音が全く出ませんでした。

 

10分くらい練習すれば、音を出せるようになるでしょうが、フルートを吹くための、アンブシュア(唇全体の状態)が崩れると思った私は、丁重にお断りしました。

 

(丁度この時,別のイベントででフルートを吹くことが決まっており、数年のブランクを取り戻すため、練習している最中でした。)

 

上司が「困った。困った💦」と悩んでいると、同僚のRさん🙍‍♂️が休憩から戻ってきました。

 

上司「おぉ‼️R君、丁度良いところにきた!今度,お祭りで雅楽をやるんだけど、龍笛が足りなくて、君、吹いてみないか?」

 

目をキラキラさせて、上司はR君を捕まえます。

 

ドラム以外の楽器の経験があまりないと言いつつ、上司に指導するからとお願いされたRくんは、結局、そのお願いを受けいれました。

 

上司は大喜びし、「後で龍笛を教えるわぁ」と言って、意気揚々と出ていきました。

 

私は内心、気の毒に思っていました。

 

そもそも本番まで、2ヶ月しかありません。

 

そんな短期間で上達するわけないし、雅楽は私たちが知る西洋の流れを汲む音楽とは全く異なる音楽だし、譜面を使います。

 

しかも龍笛篳篥と掛け合う部分が多く、かなり目立ちます。

 

前途多難に思えた龍笛の練習は、演奏会当日、Rさんの驚異的な上達で、その予想を大きく覆しました。

 

💜メキメキ上達する龍笛

 

Rさんは上司の指導を受けつつ、仕事の合間に龍笛の練習に励んでいました。

 

なかなかに苦戦するRさん。

 

音を出すのもままならないようでした。

 

当時、私とRさんの奥さんのMちゃんとは同い年で、同じ部署に所属していました。

 

私「Rさん、大変だね。横笛ほとんどやったことないのに、急に龍笛だなんて…。私、横笛の中で龍笛が一番難しいと思う。フルート経験のある私でさえ、音が鳴らせなかったし、酸欠になったもん。」

 

M「そうなの〜。Rさん、家でも譜面と睨みっこしてるの〜。もう、頑張れっていうしかないw」

 

 

そんな会話をしていまいたが、日を追う毎にRさんの音が変わってきました。

 

職場主催のお祭りなんで、勤務中の練習をゆるさていたこともあり、毎日、Rさんの練習する音を聞いていました。

 

だからこそ、日に日に野太く、安定していくRさんの龍笛に内心、驚きを隠せずにいました。

 

更に音程も安定しているのです。

 

初心者の場合、音を出すことに精一杯で音程が不安定になります。

 

楽譜通りに音を鳴らせていても、それぞれの音で変にピッチが音が高くなったり、低くなったりするので、音痴に聴こえてしまうわけです。

 

基準となるピッチの中で、それに適した音程感覚で演奏することが、初心者には難しいのです。

 

しかし、本番に近づくにつれて、音程も安定してきているのです。

 

そして、本番では始めて2ヶ月とは思えない演奏で、龍笛を吹き切りました。

 

Rさんはどの様に練習して、驚異的な上達を見せたのでしょうか?

 

 

💜プロの演奏に合わせて吹く

 

彼が演奏した曲はそんなに難しいものではありません。

 

細かい動きは殆どないし、基本的に同じメロディーの繰り返しで、譜面的には初心者でも十分演奏し得るものです。

 

しかし、だからこそ誤魔化しが利きません。

 

同じ楽器の中でも、同じ旋律を吹くのに、篳篥と一緒に同じ旋律を吹かねばならないところが沢山あるので、誰かがピッチが高くなったり、低くなったりすると、そのズレが目立ち易いのです。

 

だからこそ、それぞれの音程感覚(音から音への距離感)が一致してないと、一気に演奏が聴き苦しいものになってしまいます。

 

これって1人で練習しているとなかなか分からないものですが、彼の賢いところは、プロの演奏を聴きながら練習していた所です。

 

音程感覚というのはイメージがとても大切になってきます。

 

彼は毎日プロの演奏を聴き(インプット)、同時に自分も演奏する(アウトプット)する事で、無意識にプロの演奏と、自分の演奏のズレを修正していったんだと思われます。

 

更に演奏の細かいニュアンスも自然と身につけていき、より音楽的な演奏になっていきました。

 

彼の中で明確な演奏イメージが出来上がっており、さらに他の奏者も同じCD(宮内庁雅楽演奏)を模範としていたために、それぞれの演奏のイメージ(+音程感覚)が一致した事で、素晴らしい演奏ができたのだと思います。

 

 

 

💜プロの演奏の真似をする

 

プロの演奏に合わせての練習はフルートにも、他のどの楽器にも効果のある練習です。

 

完全に同じようにはできなくても、プロの素晴らしい、良い演奏に近づけようと試行錯誤し、練習することはとても効果があります。

 

プロの演奏を聴くと、色々と気づくことが沢山あります。

 

例えば、ブレスに注意して聴くと、楽譜上では休みなく音符は続いていて、ブレスをするなら瞬時にしなければならなさそうな所を、一拍分もブレスを取るために時間を使っていたりします。

 

でも、聴いていておかしくないのはプロが音楽的なフレーズ感を意識して演奏しているからです。

 

そういったフレーズ感や細かなニュアンス、溜めるところ、吹き込むところ、抜くところなど、勉強になるところが沢山あります。

 

私は、エチュード(練習曲)などのあまり聴き馴染みのない曲の譜読みをする際に、模範演奏の中で自分が真似しやすかったり、好きな演奏を探して、聴く様にしています。

 

その際に、ブレスの位置やためる所やためる所など楽譜に書いていき、ある程度吹けるようになったら、模範演奏と一緒に演奏したりします。

 

時には自分の演奏を録音して、模範演奏と聴き比べてみたりします。

 

時間的に一緒に吹いたり、聴き比べる間も無くレッスンになり、次の曲へと進んでしまうこともありますが、この一通りの流れが出来た時にいくレッスンでは、先生に褒められることが多いです。

 

「曲のイメージがちゃんと掴めてるね。」

 

って言われます。

 

模範演奏とは違った演奏表現を指導されることもあります。

 

先生の音楽性の部分が違うのもあるかもしれませんが、大体は演奏技術が未熟なために、演奏している中で辻褄が合わなくなっている事があります。

 

「〇〇さんはこういった演奏で、かっこよかったから真似して吹いたのに、なんで先生は‥」

 

って思うかもしれませんが、割とへんてこりんな演奏をしていることが多いです( ´ ▽ ` )ノ←体験談

 

そういう時は自分の演奏技術が未熟なんだと思って、先生の言う事をしっかり聞いておきましょう。

 

プロの中にはあえて極端に演奏したり、アレンジして一般的でない演奏をする事があります。

 

そう言う事もあるので、一般的な表現を教えてくださっている場合もあるのです。

 

それでも真似をするというのはとても良いですし、良い演奏を沢山聴くと言うことは、耳を肥やすことにもつながります。

 

💜最後に

 

プロの演奏の真似してたら、個性がなくなって自分の演奏ができなくなると思う人もいるかもしれません。

 

安心してください。

 

その時点では、個性が出せるほどの演奏技術を我々は持っていませんし、音楽的なセンスも養われてはいません😊

 

上達していけば、自然とこう吹きたいとか出てきます。

 

表現の引き出しを増やすと言う意味で、私自身、沢山の演奏を聴いて真似していきたいとおもいます٩( ᐛ )و

 

 

🎼フルート【音大進学の為にやった事②楽器とレッスン】

 

なんとか両親から音大進学の許しを得られましたが、それはまだ音大を目指す為の門の前に立てたに過ぎません|ω・)و゙ コンコン

 

次の課題は、手元にないフルートをどうやって手に入れのるかと、レッスンをして下さる先生を探す事でした。

 

また、両親からどんなに頑張っても毎月5000円しか費用を捻出する事が出来ないと言われてしまいます。

 

大受験に必要なレッスン費用は最低でも5万円です。

 

でも、その十分の一の費用で、レッスン先を探さなければならなくなりました💦

 

しかも、その費用も他の兄弟の扶育手当から捻出しているので、後々返さなくてはなりません😓💦

 

今回はどうやって楽器を確保したのか、そして、少ない費用でレッスンをどうしたのかについてお話ししていきます。

 

 

 

 

💜フルートの先生と楽器

 

夏休みに入ってすぐに、私が通っていた学校の近くに住んでいる叔父の家へ遊びに行きました。

 

叔父は母の従弟にあたり、母と幼い頃から仲が良いこともあって、娘である私をとても可愛がってくれました。

 

そして、音大進学をする為に、指導して下さる先生を探していることを話しました。

 

すると、叔父の同級生にフルート専攻で音大卒の方がいて、その人に相談してみたらと、紹介してくれる事になったのです🎶

 

(常々思うのですが、ツテも何もない状態で何かをやる事は無意味なようで、実際に行動をすると思いもしないところから、自ずと縁が結ばれることがよくあります。)

 

叔父の同級生のA子さんは、当時、中学の吹奏楽で顧問をしている方でした。

 

その後すぐに対面を快く応じて下さったA子さんとお会いし、色々相談をします。

 

フルートを所有していない事、師事する先生を探している事、あまりお金が出せない事を相談しました。

 

そして、近くにA子さんのお師匠さんが住んでいて、その方を紹介して頂ける事、楽器はA子さんが指導している学校にもう使っていないフルートがあり、処分しようか迷っていたから、それを譲渡してくださる事になりました。

 

(今だから思うんですが、一応、学校の備品……🤭🤫😬💦💦)

 

 

そして後日、A子さんと一緒に先生のご自宅に伺う事になります。

 

初対面当日、A子さんに楽器を戴き、一緒に先生のご支度に向かいました。

 

とあるマンションの一室が先生のご自宅でした。

 

インターフォンを押すと、出てきたのは白髪頭の50代半ばの男性でした。

 

M先生です。

 

A子さんから事前にお話を聞いていたのか、レッスン代も要らない から、教え下さるとのことでした。

 

でも、流石にタダで教えていただくのは申し訳なく、雀の涙程度ですが、1レッスン2000円を毎回お支払いすることにしました。

 

因みに楽器ですが、その後最初のレッスンの時にあまりにも古すぎて使えない事が分かり、先生の所有しているフルートをお借りすることになります。

 

こうして無事に師事する先生も決まり、フルートが手元に来たことで、練習も出来るようになりました✨

 

(そもそも、フルートないとか…終わってます💦)

 

💜専攻実技以外の音楽科目

 

大受験に必要なのは、専攻実技(私はフルート)だけではありません。

 

それ以外に音楽科目として、副科ピアノ、ソルフェージュ(楽典、新曲視唱、聴音)があります。

 

これらがどういうものか説明します💡

 

①副科ピアノ

ピアノは楽器単体で旋律、リズム、ハーモニーを表現できる楽器であり、 音楽の基本的な技術と知識の習得において欠かせないものです。

 

ピアノを学習することで、個々の読譜力(ソルフェージュ)・基礎技術・表現力を高め、音楽をより深く理解できるようになります。

 

音大にもよりますが、大体ソナチネソナタ辺りの演奏能力が求められます。

 

ソルフェージュ

クラシック音楽の学習において、楽譜を読むことを中心とした基礎知識と基礎訓練の事です。

 

・楽典

→楽譜を読み解くために必要な知識。座学。

 

・新曲視唱

→曲をその場で譜読みし正しい音程、リズム、拍子感で歌う能力。

 

・聴音

→いわゆる耳コピです。ピアノなどで演奏されたメロディーや和音を聴き取り、楽譜にに書きおこしていく能力。

 

これらの他に、西洋音楽史や音楽通論などが試験に課される音大もあります。

 

 

以上が、専攻実技以外に習得すべき音楽科目です。

 

音大の中には、試験が専攻実技だけの大学もありますが、音大の講義やレッスンについて行くには必要な音楽科目です。

 

 

 

💜副科ピアノとソルフェージュを習う

 

私が通う学校には、2年次から生徒それぞれの進路に合わせたコース、授業を選択できました。

 

そして、学校には保育士を目指し、専門学校に進学するする生徒も多かったので、選択授業のなかに保育がありました。

 

保育の従業では、ピアノや工作などを学ぶのですが、私は当時の担任に相談し、1人音楽室にある別室でピアノとソルフェージュを教えていただくことになったのです。

 

音楽室には、アップライトピアノが置かれた防音室が4つ程ありました。

 

卒業した先輩が置いていったバイエル教本を頂き、授業の間、ひたすらピアノに向かうことになります。

 

ソルフェーズなどの指導は2年次からで、1年次は放課後に防音室を借り、ピアノとフルートの練習を開始しします。

 

そして、授業の合間や放課後などを使って、先生が聴音などのソルフェージュを指導してくださいました。

 

因みに楽典は独学でもいけるということで、一般科目と一緒に家で勉強しました。

 

ただ何故か新曲視唱だけやってないんですよね…

 

 

💜人と環境に恵まれる

 

こうして受験をするために必要なレッスンの学習環境は整いました。

 

これは本当に周囲の人達と環境に恵まれたというしかありません。

 

人との繋がり、破格の料金でレッスンを引き受けてくれたフルートの先生、担任の先生の親身なサポート、特別にピアノとソルフェージュを学ばせてくれる環境を与えてくださった学校、授業の合間や放課後に時間を作って、ピアノとソルフェージュを指導してくださった音楽の先生。

 

そして、苦しい家計の中、他の兄弟の養育手当を貸してくれた両親。

 

高校生の頃の私は、これらの事がどれだけ有難い事なのかを理解していませんでした。

 

大人になって、社会に出て、沢山の事を経験していく中で、受験期にお世話になった人達が、私のために途方もない配慮をしてくださっていた事を理解したのです。

 

この頃、思う通りに行かなくて、周りに当たってしまうこともありました。

 

自分なりに色々調べて、知ったつもりでいました。

 

現実の厳しさに頭を抱え、心が折れそうになった事も沢山ありました。

 

それでも見捨てず、未熟な私を支え、応援してくださた、家族や叔父、フルートの先生、学校の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

💜音大受験に向けてのスタート

 

環境も整い、音大受験に向けてのスタートを切った私ですが、受験までの2年間で沢山の壁にぶつかることになります。

 

そして、私自身の考えの甘さと、元々の性格が更なる障害になってしまいます。

 

今考えると、もっとこうしておけば良かった、ああしておけば良かったと思うことばかりです💦

 

私自身の一番の失敗は、「切るべきものを切れなかった」ところにあります。

 

音大進学の為に沢山行動して、必要な関係を築き、繋いでいった私ですが、進学するために切らなければならなかったものがありました。

 

ですが、当時の私にとって、それを捨てることはできませんでした。

 

それが後々の受験、さらには進学に影響を及ぼしていきます。  

 

🎼フルート【音大進学の為にやった事】、最後の記事はその受験までの私の失敗談です。

 

私は何を失敗したのか、失敗したのに、なぜ音短大に進学しできたのかについて、記事にしたいと思います。

 

🎼フルート【ロングトーンをしても音が改善されなかった理由】

 

フルートをやっていて、こんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?


・掠れた音になってしまう。

・出したい音とは別の音(倍音)が鳴ってしまう。

・高音が当たらならない。

・低音が薄い


そして、その悩みを解決するために、皆同じような事を言われてきたのではないでしょうか?


・プロの良い音を沢山聴いて、イメージしよう!

ロングトーンを沢山しよう!

・お腹の支えが足りない!

アンブシュア(唇周辺の状態・力加減)&アパチュア(息を出すための唇で作る穴の形)を見直そう!

 

どれも良い音を出すには大切な事です。

 

けれど、それを意識して、実践しても、なかなか改善されない方は多いと思います。

 

中にはロングトーンを毎日ひたすらやっても、望む効果が出ない人もいるのではないでしょか?

 

私もロングトーンに必死に取り組んでも、なかなか音が改善されず、音への悩みを抱える1人でした。

 

 

今回は、私自身の経験から、ロングトーンをしても音が改善されなかった理由と、どうやって改善したかについてお話ししていきます╰(*´︶`*)╯

 

 

 

💜中学時代の吹奏楽

 

私自身、中学で吹奏楽をやっていた時は、常に周りから音の汚さを指摘されてきました。

 

シャーリング(息の音)が大きく、出る音がか細く、結果、掠れた音になっていたのです。

 

しかし、音を綺麗に鳴らそうと思うほど、最初のアタック(発音)が強くなり、違う音が混じらないように、鋭いスピードのある息になりました。

 

そうやって何とか音を出していたんです。

 

特に高音なんかは、どんな音よりも力強く吹かなくてはならず、キツくて響きのない音に…( ´ ཫ ` )

 

ただ、そういう事をしていると、かなりアンブシュア(唇回り)に力が入ってしまいますから、練習後は常に唇周りは筋肉痛のようになっていました。

 

唇の両端に皺が刻まれます🔪

 

しかし、低音に至っては、アンブシュアが力むと音が出ません。

 

レガート(スラー)である程度の高さの音から降りていくなら、何とか音は出ますが、単発で鳴らそうとしようものなら、1発で音を当てられることなんて殆どありません😭💦

 

普通に出そうとする時点で、こんな感じなんで、合奏中に「フルート、もっと大きく!!」と言われても、内心は「今、自分の中で1番最大なんですけどΣ(゚д゚;)」となってました😂ww

 

更にロングトーンも、特に高音域になるほど、音を安定させて吹くのがとても難しかったのです。

 

中音域よりも息の減りも早く、いつもプルプルさせていました:(´◦ω◦`):プルプル

 

ただ、あんまりプルプルすると音も揺れるので、それが先輩にバレると…

 

「お腹の支えが足りない!腹筋,背筋50回💢」

 

と筋トレをさせられます。

ピッチが合わなくてもやらされます。

 

中2になり、後輩が出来ても、音が改善されることはありませんでした。

 

新しく入部した後輩の中に、フルート経験者でとても上手な子がいました。

 

案の定、私はその子と比べられ、「先輩の紫乃ちゃんより、後輩の方が音が綺麗なの気にならないの?」と同級生に指摘される始末でした😭💦

 

気にならないわけがありません!

 

焦りを感じた私は、毎日ロングトーンや腹筋が割れるくらいの筋トレに励みました💪🔥

 

ロングトーンは、当時吹奏楽コンクールの課題曲であった「ブルースカイ」の譜面にのっている音を、最初から最後まで全てロングトーンを毎日したほどです。

 

しかし、それでもシャーリング(息の音)がなくなることはありませんでした。

 

音はしっかりしてきてはいましたが、それでも息の音が目立っていたようでした。

 

そして、一向に良くならないフ自分のフルートの音に、コンプレックスを抱くようになってしまいます。

 

 

💜高校生、初めての個人レッスン

 

一応、中学の吹奏楽部でも、プロによるレッスンはありました。

 

しかし、個人レッスンというより、フルートパート全員を対象にしたグループレッスンが中心でした。

 

それに、大体コンクール前にレッスンを2、3回だけ受けるだけで、定期的に指導を受けれるわけではありません💦

 

こういうのって定期的に見てもらう事に意味があるので…

 

高校に入り、フルートで音大を目指す事にした私は、学校近くの個人教室に通う様になります。

 

初めてのレッスンの日、先生は私のフルートの音を聴くと、「君は、中学で吹奏楽をやっていたのかな?」と聞いてきました。

 

それに対して私が「はい。そうです。」と答えると、先生から「吹奏楽部出身者特有の悪い吹き方をしているね。」と言われてしまったのですΣ(゚д゚lll)

 

私は先生に自分の息の音が凄くて、音が汚いという悩みを打ち明けました。

 

先生「息の音はなるもんだよ?プロの演奏を間近で聞けばわかるけど、めちゃくちゃ息の音してる。その分、音もかなり鳴ってるし、響いているけどね。」

 

更に、音をよく鳴らすために、ロングトーンや腹筋背筋、先輩に教わった練習法を沢山やった方がいいか聞きます。

 

先生「ロングトーンはやった方がいいけど、他の基礎練習も満遍なくやった方がいい。腹筋背筋は意味がない。体力つけるならいいけど、フルートを吹くための筋肉は沢山吹くことで身につくし、使っている筋肉がそもそも違う。」

 

先生は私の悩みがさも大したことのないようにさらっと、答えてくださいました。

 

寧ろ、これまで教えて貰った事を否定するかのようでもありました。

 

そして…

 

先生「吹奏楽部で教わったことは全部忘れていい。所詮、君の先輩もたかだか2、3年フルートをかじっただけの素人。素人がよく分かりもしないのに、それが正しいことのように変なことを教えるからね。君が上達しなかったのは、素人に不適切な事を教えられたから」

 

これが1番の衝撃でした⚡️

 

今までやってきたことを否定されているのかなと思っていたら、全面否定されていたのです‼️

 

ですが、その先生の言葉が私のコンプレックスを解消してくれたのです。

 

実は初めてのレッスンで、「君の音は汚すぎる。フルート、向いてないよ。」と言われたらどうしようかと不安でいっぱいだったのです。

 

私が上達しない原因が適切な指導と、練習ができていないことだということが分かって、とても嬉しかったです。

 

そしてレッスンが始まり、少しずつ、しかし中学の時よりも確実にフルートが上達していきました。

 

そして、フルートの音作りで有名なモイーズの「ソノリテについて」のロングトーンの指導も受けました。

 

 

モイーズの「ソノリテについて」の教本の最初にある「音色と音の同質性」は教本を持っていない人でも音づくり、音の改善の為に練習している方が多い程、フルート界では有名な基礎練です。

 

半音階ずつロングトーンをしながら下行したり、上行したりする練習です!

 

それをやっておけば音が綺麗になると信じて、やっている人は多いはずです。

 

中学の時もやっていましたが、先生の指導を受けながらやると、一回やるだけで、かなり疲れてしまいました。

 

どれだけ、やり方が間違っていたかが、分かった瞬間でした。

 

それに筋トレしなくても、フルートを吹くのに必要な筋肉が鍛えられることが実感出来ました💪

 

これが本当の意味でのお腹を使うってことなんだと思いました✨

 

筋肉痛になりそうなほど…💦

 

お陰で、音は良くなりましたが、この時でもまだフルートの音を改善する為の練習ができているのか、不安ではありました。

 

中学の時に比べたら、かなり良くはなっています。

 

苦手な高音や最低音も鳴るようになりましたが、明確に良くなった原因が自分で分かっていなかったので、それ以上に自分が思うような音を良くするための練習ができていませんでした😓💦

 

 

 

 

💜職場のイベントへの参加とブランクによる音の劣り

 

無事に音短大を進学することができ、卒業してからは関係のない職につき、フルートから離れていました。

 

当時の職場には地下室があり、休憩時間にそこでフルートの練習をしていい事になりました。

 

しかし、早朝からのお仕事だったので、休憩時間は睡魔が襲い、本当に気分が乗った時だけ吹いていました。

 

ある日、職場のイベントでフルートを吹くことになったため、練習を再開する事にしました。

 


ただ、短大を卒業してから2,3年が経ち、フルートを殆ど吹いておらず、ブランクがあった為か、音が鳴りづらくなってしまっていたのです💦

 

高校や短大時代に先生方に教えて頂いた事を1人で練習していく中で、音をよくするにはどうすれば良いのかひたすら考えました。

 

中学時代とまではいきませんが、それ程音が出しづらく、響かなくなっていたのです。

 

モイーズのソノリテに一生懸命取り組みましたが、吹いてない期間が長いため、なかなか感覚を取り戻せません。

 

そして、悩みながら練習していたある日、ひとつのひらめきが、フルートの音の劇的な改善に繋がりました💖

 

 

💜ロングトーンをしても音が改善されなかった理由

 

音短大時代、師事していた先生のレッスンでも、当然のようにモイーズの「ソノリテについて」の教本を使って指導されました。

 

(高校時代は教本は使わずにやっていました。ロングトーンの内容自体は単純で、教本がなくても、暗譜で練習ができたからです。それに教本自体が高い💦)

 

ただ高校時代と違ったのは、「音色と音の同質性」の練習だけではなく、同じ教本の中の「アタック(発音)と音の連結」の練習も加わりました。

 

ソノリテはどんな音も1番吹きやすい音と同じくらい難なく、響きを保って吹けるようにするのが目的の教本です。

 

「音色と音の同質性」のロングトーン課題では、一番最初に良い響き音出せたら、そこから比較的近い音程に移りつつ、一番最後の音に到達するまで、その良い響きを保つように気をつけます。

 

どんな音でも音色、響きが変わる事なくコントロールする事で、全体的な音の質の向上にも繋がります。

 

では、「アタック(発音)と音の連結」はどうでしょう?

 

その名の通り、まずは課題1のアタックで、確実にその音が良い響きで鳴るように訓練し、課題2からは発音での良い響きを保ったまま、隣り合った音が滑らかにつながるように訓練します。

 

結局は、アタック(発音)に視点が向けられだけで、「音色と音の同質性」と良い響きの音を保つというのは変わりません。

 

ただ、私の先生はその練習をする際、課題1をタンギングをつけずに、息だけでやる練習を最初にするように指導しました。

 

私は、それを思い出して、ソノリテのロントーンの後に、その課題を息だけで実践しました。

 

学生時代にも思ったのですが、この「アタックと音の連結」は普通にやるのでも、難しく、しんどいのです。

 

タンギングだと舌を使うこと(舌つき?)で、勢いがついて、音を鳴らせたのが、その舌の補助がなくなり、息だけになると音を外す確率が高くなるのです。

 

それに自分が出せる1番大きな音を鳴らさなくては行けない為、息を吐き出すためにお腹をかなり使います💦

 

しかし、大きな音とは言え、息が太すぎても、細すぎても、スピードが速すぎても、遅すぎても、角度がちょっとでもズレても上手いこと音が鳴ってくれません。

 

息をコントロールしながら、音が鳴るポイントを探していきます。

 

苦戦しつつも、学生時代を思い出しながら、やっていました。

 

タンギングがある方が簡単に音が鳴るのに……(*゚ロ゚)ハッ!!

 

突然、私はある事を閃きます。

 

これって、タンギングに頼らずに息だけで、どの音も鳴るようになったら、音が良くなるんじゃない?

 

今までの経験が走馬灯のように頭を巡ります。

 

そして、ロングトーン倍音(別の音)が鳴ってしまったり、高音が細くなったり、息が続かなかったのは、タンギングの勢いに頼っていて、息のコントロールを疎かにしていたからじゃないか?と言う考えに至ります。

 

 

そこで、ノンタンギングで同じ音を延々と短く吹く練習をし始めました。

 

♩= 60 で4分音符で、全ての音を短く大きく吹きます。

 

たった、この練習だけでも音を沢山外し、とても苦戦しました。

 

そして、それだけタンギングに頼って、音を鳴らしていたことに気づきました。

 

しかし、別の音が混じらず、確実に音を当てられるようになり、そこでロングトーンをすると、今までにないくらい楽器がビンビン響くようになったのです✨

 

私は、初めてその楽器本来の力を引き出しているように感じました。

 

更に、私のフルートの練習を毎日聴いていた音楽未経験の同僚が、「なんかめちゃくちゃ音良くなってない?」と、その練習した日のうちに気づくほどでした。

 

同僚の言葉、そしてよく鳴ってくれる楽器の反応が嬉しく、次第に8分音符、8分3連符、16分音符と音符を細かくしていきました。

 

そして気づけば、力まないと鳴らせなかった高音が、思った以上に簡単になってくれるようになりました。

 

アンブシュアに力が入らなくなったんです。

 

この時にようやくモイーズの意図する事に気づきました。

 

モイーズは「ソノリテについて」の教本に、その練習をすれば「確実に音が良くなる」とは書いていません。

 

教本は常にアンブシュアの柔軟性について、重点をおいて書かれていました。

 

アンブシュアに力が入っていると、音が響かなくなるんです。

 

特に高音を吹く時にアンブシュアに力が入ってしまいがちでしが、高音を出す時に必要なのはアパチュアの形と息をコントロールする事でした。

 

私はソノリテをやれば音が良くなると思っていました。

 

吹いている時、アンブシュアを意識しているようで、本当は意識できていなかったんです。

 

モイーズは響きのある音を吹くためには、アンブシュアの状態をどの音でも一定に保つ必要がある事を伝えたかっただと、思いました。

 

そこを意識できるようになって、初めてソノリテの練習効果が出るんだと気づきました。

 

今まではただ音を鳴らしているだけだったんです。

 

音が鳴っているようで、響いてはいなかったのです。

 

そこから私は、1番鳴りやすく、響かせられる音を吹いている時のアンブシュアの状態に意識を向けるようになりました。

 

それでもアンブシュアに力が入って、音が苦しくなる時があります。

 

そういう時はいくら気をつけても、それが余計に力が入ってしまう事になるので、一旦休むようにしています。

 

曲を吹いている時も、高音へ向かう時も、アンブシュアを意識するだけで響きが変わりました。

 

アンブシュアに負担をかけずに吹こうとすると、それだけ息のコントロールが重要になってきました。

 

しかし、息のコントロールをし、息を音が鳴るポイントにしっかりあてると、無駄な息を使うことなく、省エネで音を鳴らすことができます

 

タンギング頼りで出す音は、その突発的な舌の動きの反動で一時的に音が鳴っていただけで、息がポイントに当たっておらず、その音を維持するためには、それだけ息の量とスピードが必要となります。

 

そして、いくらその状態でロングトーンをしても、フルートの音が良くなるわけがなかったんです。

 

私が音を改善するためにしないといけなかったのは、ロングトーンではなく、アタック(発音)だったのです。    

 

因みにモイーズのソノリテはある程度、フルートが吹けるようになった人を対象としています。

 

適切な指導を受け、アンブシュアや息のコントロールがある程度出来る人を想定した教本でした。

 

確かに全くの初心者がやるには、なかなか難易度が高い教本だし、よく理解した奏者の指導があるからこそ力を発揮するものだと思いました。

 

ロングトーンの練習はとても意義のあるものです。

 

最初のうちは、音を鳴らす事、決まった長さの音価を吹ききるための息の配分をコントロールできるように、ロングトーンをやる必要があります。

 

しかし、各音域の音が鳴らせるようになったら、どの音も最も鳴らしやすい音と同じアンブシュアの状態、響きを維持できるように息をコントロールする事に意識を向ける必要があります。

 

私は、それまでの先生達の言わんとしていることがようやく理解出来ました。

 

先生方が教えて下さろうとしていたことは、上のステップに進む為の内容でした。

 

 

特に短大の先生は、私のアンブシュアに入りがちな力を取り除こうとされていたんです。

 

 

因みに、この事を裏付けるように、数年後に先生の他の生徒さんのレッスンでそのように指導していた事で確信を持てました🙋‍♀️

 

レッスンを再開した時、先生に「音が凄く良くなったね」と言われた時は、とても嬉しかったです(*^^*)

 

音が響くようになったので、遠鳴りもするし、大きな音も出せるようになりました\(^o^)/

 

音を遠くに響かせるってこういうことだったんだヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

先生の他の生徒さんにも「どうやったら、そんなに大きな音を出せるの?」と聞かれるくらい(o´罒`o)フフフ

 

この発音の重要性に気づいた当時、その発見を裏付けるために様々な資料を読みあさりましたが、ノンタンギングでの発音練習をする事で、音が改善するという事に触れている書物は殆ど見つかりませんでした(><)💦

 

たまにネットで、ノンタンギングの練習をしたら、音が良くなるという同じ意見を持った人を何回か見かけたくらいでした。

 

ただ、それもネットの情報だったので、確信が持てなかったんです。

 

しかし、私の師匠である先生、現在発刊されている著名なフルート奏者の本やYouTubeでのフルートの奏法解説の動画でも、このノンタンギングでの練習法が音を良くするためにとても効果がある事を述べておられます。

 

今なら胸を張って、ノンタンギングでの練習の効果を主張できます🙋‍♀️

 

 

💜参考資料

 

📕書籍

〇神田寛明/もっと音楽が好きになる上達の基本フルート

    ⇒きほんの「ほ」 自由に音を奏でよう

    ⇒その④音を出し始める練習

 

 

〇立花千春/パワーアップ吹奏楽!フルート

   ⇒第4章上達のための短時間エクササイズ

   ⇒  ②音色を良くするには

 

 

📺動画

〇神田寛明/良い音を出す練習

https://youtu.be/9qTQjqF99KY

 

〇大塚ゆき/すぐできる!エクササイズ(たった3分)紹介します。でかい音は正義!大きな音とは響きのある音のこと。

https://youtu.be/xmerIkyNmQM

 

実は神田寛明さんも大塚ゆきさんも動画や書籍のなかでノンタンギングでやる時の発音は「Ha」やるように仰っています。

 

私はずっと「Fu」でやっていたのですが、実際に「Ha」実践してみました🙋‍♀️

 

さすがに完全に「Ha」では音を鳴らせなかったのですが、「Ha」を意識しながらやると、完全にアンブシュアに力を入れずに、練習することが出来ることに気づきました!!

 

「Fu」の発音だと、アンブシュアに力を入れようと思えば入れられちゃうんですね💦

 

「Ha」を強く意識した上で、「Ha」と「Fu」の中間ら辺の発音でやってみたら、とても良かったです(*^^*)

 

💜最後に

 

音でお悩みの方は沢山いて、只管、ロングトーンに取り組んでいる人はとても多いといます。

 

ロングトーンをいくらしても、音の改善が見られない方は、是非ともご自身の「アタック(発音)」を見直して頂けたらと思います(*˘︶˘*).:*♡